2010年 6月 27日 (日)

       

■ あすから高速無料化 八戸道と釜石道で

 高速道無料化の社会実験が28日から始まる。県内では八戸自動車道と釜石自動車道の2区間が無料化される。盛岡から八戸まで高速道に乗った場合は、安代ジャンクションから八戸インターまで無料化され、普通車3100円の料金が1500円に割り引かれる。来年3月まで全車種が対象。これまではETC搭載車に限り1千円割引きなどがあったが、今回の対象区間では現金支払いの車両も含めて無料化されるため、混雑も予想される。

 東日本高速道路東北支社盛岡管理事務所の千葉宏総務担当課長は、交通量の増加について「まだやってみないと分からないが、多少は増加することは考えられる。これまでもゴールデンウイークやお盆はかなり交通量が増えた。サービスエリアの駐車場の整輪や、渋滞の解消などを図った」と話し、社会実験の状況を見て対応する。

  現金支払いの車両はこれまで通り進入時にカードを取り、出車時の料金所で無料区間分の料金を差し引いた金額を支払う。無料区間だけを走行した場合もカードは取り、出車時に提出する。千葉課長は「無料で乗ってもカードはきちんと取ってほしい」と話している。ETC割引きについてはこれまで通りで、無料区間についても差し込んで走行する。

  無料化に伴いサービスエリアの利用客の増加が見込まれている。八戸道にある軽米町の折爪サービスエリアを運営するネクセリア東日本盛岡支店の大貫秀夫総務課長は「折爪は無料化区間のサービスエリアなので、人員を増員してあたる」と話す。

  サービスエリアの営業時間を前後30分ずつ延長し、午前7時から午後8時までとするほか、クイックメニューの菜彩鶏カツカレーを7月16日まで500円で提供するなど、サービスを充実する。自動販売機は2台増やした。

  八戸自動車道を上って紫波町の紫波サービスエリアを利用した八戸市の無職の男性(64)は「たまにここまで来るが、無料になるのはとても良いこと。無料化されるという看板などは見かけなかった。もっとサービスを充実してほしい」と話していた。

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