2010年 7月 2日 (金)

       

■ 大通2丁目は30万円 2010年の路線価

     
  路線価が大きく下落した盛岡市大通2丁目  
 
路線価が大きく下落した盛岡市大通2丁目
 
  仙台国税局は1日付で2010年分の路線価を発表した。県内3612地点の標準宅地の平均額は1平方b当たり3万6千円で、前年より2千円、5・3%下落し、11年連続のマイナスとなった。同局管内の最高路線価の対前年増減率を見ると、盛岡市は52カ所中51位、47都道府県では43位で、大きな下落率を示した。盛岡市の最高路線価は「大通2丁目」の1平方b当たり30万円。94年に比べると100万円下落した。路線価は相続税や贈与税の算定基準となる。

  東北の標準宅地平均は3万9千円で対前年比7・1%減。本県の標準宅地の平均3万6千円は宮城に次いで東北2番目だった。宮城県は6万3千円で同7・4%減、青森県は2万9千円で同3・3%減、秋田県は2万9千円で同6・5%減、山形県は2万8千円で同6・7%減、福島県は3万3千円で同2・9%減だった。

  仙台国税局管内で最高路線価が上昇した税務署はなく、横ばいの署が1署。下落した税務署は51署だった。下落率が大きな10%以上20%未満は13署で、盛岡も含まれた。

  路線価の県内最高額は「盛岡市大通2丁目」の30万円で前年比14・3%減。下げ幅としては00年、01年に続く過去3番目の大きさだった。最高だった92年の139万円からは18年連続下落した。仙台国税局では「地方都市は郊外型商業施設への顧客の流出、企業の統廃合による中心市街地のテナントビルの空室化などが影響した」と見ている。

  宅地の標準価額は「盛岡市安倍館町47番37」の4万6千円でマイナス8%。工業地の標準価額は「盛岡市東見前6地割129」の2万9千円でマイナス6・5%だった。

  県内9税務所管内の最高路線価は盛岡市に次いで「北上市大通1丁目駅前通り」7万6千円、「奥州市水沢区字東町駅前通」7万円、「一関市山目字大槻国道4号通」6万9千円、「宮古市末広通」6万5千円、「釜石市大町2丁目大町商店街通」5万2千円、「大船渡市大船渡町字茶屋前通」5万2千円、「久慈市二十八日町久慈銀座通2丁目」5万円、「二戸市福岡字落久保県道二戸・一戸通」4万3千円だった。

  ほかの東北5県の最高路線価を見ると「仙台市青葉区中央1丁目796番外」が205万円で対前年比12・8%減、「青森市新町1の13の4」が21万円で同6・7%減、「秋田市中通2丁目35」が18万円で同7・7%減、「山形市香澄町1丁目3番6」が20万円で同9・1%減、「郡山市駅前1丁目駅前通」が30万円で同6・3%減だった。

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