盛岡タイムス Web News 2010年 10月 10日 (日)       

■ 民主、自民対決再び、県議選まで半年 候補擁立これから本格化

  来春の統一地方選で行われる県議選まで、およそ半年となった。8日の閣議では都道府県知事と議員選挙を4月10日とするなどの特例法案を決定している。県議選では既に態度表明している現職も多く、今月中には大半の現職が進退の意向を固めるとみられる。既に出馬へ向けて動き出した新人もいるが、出馬を検討している新人も現職の動向をにらみながら態度を決めていく。これに政党の情勢分析を加味した擁立により、立候補予定の顔ぶれが固まっていく。民主党は議会での単独過半数を維持するため積極的な擁立が予想され、自民党は国政選挙転身で減らした議席の回復はもちろん、全選挙区へ擁立する方針。共産党は複数議席の獲得を目指し、社民党は5人以上の議席獲得をうかがう。地域政党いわてはどれだけの新人を発掘できるかが注目だ。盛岡など4選挙区の動きを伝える。

 岩手、八幡平、紫波の各選挙区はまだ新人の出馬表明はない。現職は7人とも出馬の可能性が高く、10月中には大半の進退が固まりそうだ。

  ■岩手選挙区(定数3)

  民主党と自民党で3議席を占める選挙区。3人の出馬が濃厚で、最重点区の一つに挙げる地域政党いわてや共産党などの動向が戦いの構図を左右する様相だ。

  民主党の大宮惇幸氏(63)‖2期‖は出馬を検討中だが、地元雫石町で24日に町長選を控えているため、選挙後に態度を決める方向。同党の喜多正敏氏(64)‖1期‖は再選出馬に前向きと伝えられ、30日の後援会で意志を明らかにするとみられる。

  自民党の柳村岩見氏(63)‖3期‖は夏に後援会で出馬表明して了承を得ており、党公認での出馬を予定する。

  新人の動きはまだ出ていないが、地域政党いわてが擁立を目指す。雫石町長選と11月の滝沢村長選の動向を見ながら作業を進める構え。民主、自民も新たな候補の可能性がある。

  ■八幡平選挙区(同2)

  民主党議員の空白区で、現職2人と民主党候補の少なくとも3人の立候補は確実視される。

  自民党の千葉伝氏(62)‖4期‖は出馬への意欲が十分で、今月中旬には後援会の了承を得て、党に公認申請するとみられる。地域政党いわての工藤勝博氏(61)‖1期‖は夏に後援会で再選出馬を表明し了承を得ている。今月中旬の党第1次公認候補となる見通し。

  ■紫波選挙区(同2)

  現職2人の再選出馬が濃厚で、前回選で公認・推薦の2人を立てた民主党の擁立作業が焦点となりそうだ。

  民主党の高橋昌造氏(65)‖1期‖は10日に後援会が予定され、出馬表明するとみられる。今回は公認の見通し。自民党の熊谷泉氏(63)‖1期‖は5月に早々と後援会で再選出馬の意志を表明し、了承されている。

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