盛岡タイムス Web News 2010年 10月 16日 (土)

       

■ 岩手山西会に中国人民友誼奨 長年の交流活動が評価

     
  王団長(左)から岸本会長に人民友誼貢献奨が手渡された  
  王団長(左)から岸本会長に人民友誼貢献奨が手渡された  
  中国山西省長治市の人大友好交流団(団長・王忠義長治市人大常委会副主任、団員11人)が15日、盛岡市を訪れ、岩手山西会(岸本敬一会長)に対して人民友誼貢献奨を贈った。人民友誼貢献奨は中国との交流に尽力した団体や個人に贈る国家的な表彰。中国人民対外友好協会が今年初めて4団体を選び、岩手山西会が含まれた。1986年以来の農業、観光、教育文化にわたる日中友好活動が評価された。

 15日は盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングで受賞式が行われ、約70人が参加。王団長が岩手山西会の岸本会長に友誼貢献奨を手渡した。

  岸本会長は「わたしたちの交流は単なる人的な交流ではなく、両国に貢献できる実績を上げるために今日まで交流してきた。1986年から有志で国際交流活動をしようという声が起き、山西省から中国の農業青年を岩手に招いて研修させ、その人たちは帰国して活発に活動している」とあいさつ。「友好の翼は単なる観光でなく、結果が両国に実るよう花巻空港を国際空港に発展させようと、滑走路の延長や国際色を出すために中国機を使い、約2200人を超える交流をしてきた」と述べ、草の根の友好を強調した。日中友好の翼、日中友好交流農場、盛岡中央高と長治二中の姉妹校など、岩手山西会の橋渡しによる交流が実績となった。

  王団長は「貢献奨を通してできるだけ多くの団体や友好交流事業とともに、人民友誼と世界平和に多大の貢献をしたい。このたびの受賞は86年から中日友好のため、文化、産業、経済、技術に協力してきたことによる」と述べ、活動を評価した。

  達増知事の代理で県政策地域部の佐々木和延副部長、谷藤裕明盛岡市長の代理で細田敬一副市長が祝辞を述べた。

  一行は同日午前、盛岡タイムス社の大内豊社長が同行し、県庁と市役所を表敬した。県庁では加藤主税政策地域部長と懇談。加藤部長は「最近は知事を中心に中国と結びつきを深めようとさまざま展開している。上海万博には岩手から南部鉄器の伝統工芸を出品した」と述べ、本県からの日中関係の発展を強調した。

  王団長は「岩手との交流は1986年から長年、友好交流を続けた。これからも岩手との友好交流を重視し、この機会に知事をはじめ県民に機会があれば長治を訪れてもらいたい」と、一層の友好を求めた。

  市役所で懇談した細田副市長は、「盛岡市として大変名誉でうれしく、心から歓迎する。岩手山西会の皆さんや盛岡市民との交流が実った。盛岡と岩手の秋を堪能してほしい」と歓迎した。

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