盛岡タイムス Web News 2010年 10月 22日 (金)

       

■ 県土90分構想の起点どこ? 県「盛岡はインター」と答弁

 県の広域的な幹線道路の長期的整備計画における90分構想の起点と終点はどこか。県と県議会の認識の違いが21日の県議会決算特別委員会であらわになった。90分構想は盛岡と沿岸の4市との所要時間を90分にしようというもの。終点は盛岡市の入り口という県土整備部の説明に、議員は市役所間が県民の一般常識として起点終点の変更を求めた。

  県は90分構想では沿岸部の起点が、大船渡と久慈では県合同庁舎、宮古と釜石では市役所とし、盛岡の終点は大船渡と釜石が盛岡南IC、久慈が盛岡IC、宮古が国道106号茶畑交差点として所要時間を算出していると説明した。

  小野寺徳雄道路建設課総括課長は設定理由を「終点は盛岡市内で交通混雑の影響による到達時間の変動が少なくて、県民に分かりやすい地点という考え方から各地域から盛岡市内の入り口部としている」と述べた。

  取り上げた平沼健氏(自民クラブ)は「例えば市役所から市役所までというのが県民の一般的な常識。盛岡市内の混雑は理解できるが、宮古〜盛岡間では茶畑から市役所までの時間が掛かるようになっているなら、それを加味して90分という考え方が正しいのではないか」と疑義を唱え「起点、終点の考え方は変えられないのか」とただした。

  小野寺課長は「終点の位置は前の総合計画の位置。今後何らかの計画を策定するなどの際には指摘の意見を踏まえて検討していきたい」と答弁した。

  この問題ではほかの議員からもインターから中心部までが大変などの指摘もあり、若林治男道路都市担当技監は「一番大事なのは県民の視点がどこにあって、われわれがどう説明していくかにあると思う。現段階でどういう区間をどういう時間で設定すれば皆さんに一番分かりやすいか改めて検討を加えたい」と述べた。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします