盛岡タイムス Web News 2010年 11月 5日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〜三陸の四季と味覚をあなたに〉1 草野悟 山田のかきくけこ弁当

     
   
     
  「なかなか遠くてね」と盛岡の友人。「しょっちゅう行ってるから苦にならないね」と宮古の友人。沿岸部から見ると内陸に行くのは日常的のためか「近い」と感じているようですが、内陸部からは「遠くて」というのが本音のようです。

  盛岡の中心部から106号線で約1時間で「やまびこ館」に着きます。そこから1時間、計2時間ほどで宮古です。遠野経由釜石、大船渡。二戸経由久慈へもほぼ同じ時間です。

  三陸沿岸は、著名な景観観光地も多いのですが、それ以上にいろいろなところに魅力があふれています。行けば面白い沿岸の魅力をたっぷりとお伝えしていきます。区界高原にも初雪が降りました。これから三陸の魚介類のうまさが光ってくる季節となります。

  ただいまSMAPというグループで「駅―1グルメ」に取り組んでいます。これはJR八戸線、山田線、三陸鉄道の各駅で「これは美味(うま)い」という名物料理を育てようとする企画です。その駅周辺の特産物や、食の匠の腕が発揮できるもの、という設定で打ち出していきます。

  先週は山田駅前の「三五十・みごと」という店で開発した「山田のかきくけこ弁当・竹皮包」を試食しました。山田特産の見事な牡蠣(かき)がたっぷり入った炊き込みご飯。薄味仕上げで牡蠣の濃縮エキスがご飯に滲(し)みこみ、胃袋がどんどん寄こせと催促する始末です。この美味さこそ、そこへ行かなくては食べられない味なんですね。

  (岩手県中核観光コーディネーター、宮古市在住)


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