盛岡タイムス Web News 2010年 11月 11日 (木)

       

■ 共有体育館など整備、14年度開校 土淵一貫教育校で盛岡市が方針

     
  土淵小学校・中学校への小中一貫教育について話し合った第2回懇話会  
 
土淵小学校・中学校への小中一貫教育について話し合った
第2回懇話会
 
  盛岡市の土淵小学校と土淵中学校に小中一貫教育を導入するための第2回懇話会が9日夜、同市の土淵地区活動センターで開かれた。市教委が基本方針と施設整備案を説明。小中学生が共用できる新体育館や第2グラウンドも整備し、これまでの目標年度より1年遅い2014年度の開校を目指す方針を示した。

  懇話会には学校やPTA、地域の代表者、学識経験者ら委員17人と市教委の関係者らが出席。市教委の説明をもとに意見交換した。

  市教委によると、土淵小・中学校は、施設一体型の一貫校とし校舎を共有。9年間の義務教育期間、共通の目標を掲げ、発達段階を踏まえた継続的な指導を行う。教職員は小中兼務とし、小5から一部教科担任制を導入。職員室も一つにし、子どもの9年間について全職員に理解と責任を持たせる。現行法の範囲内で教育課程も9年間の一貫性のある独自プログラムを編成し、小中学生が共に学び、生活する教育活動を展開する。

  一貫校に必要な学校施設の整備は2013年度までに完了する予定で、小中共有スペースとなる中央棟のほか、現在の校地周辺に新たな用地を確保し、体育館や第2グラウンドなどを新設する計画を示した。今年度中に市の総合計画に位置づける。

  委員からは「中学生にもふさわしい広いグラウンドを確保してほしい」といった施設面の要望や「一貫校は単純に今ある小学校と中学校をくっつけるものではない。学校の特色をいかに出し、どんな子どもを育てていくか地域の方の考え方も含めてイメージを議論していくことが重要だ」といった意見が出た。

  市教委は現在、05年度に策定した教育ビジョンの見直し作業を進めており、他の学区へも「施設隣接型」「施設分散型」といった小中一貫教育の導入を推進する方向で検討している。

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