盛岡タイムス Web News 2010年 11月 19日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〉3 草野悟 「マタギ弁当」実に幸せ

     
   
     
  「おっ、これは大きなマツタケ」「えっ、この肉ってシカ?美味(うま)いっすよ」

  「この黄色いのは菊ですか、え、違う?月見草のおひたし?こりゃ旨(うま)い」

  と会話の忙しいこと。よだれがどんどん流れてくる「マタギ弁当」の紹介をします。

  SMAPという名称の三陸を元気にしようとする会が、「駅−1グルメ」という企画に取り組んでいます。その駅で一番のお勧めがこれ、って感じのものです。Sanriku Market Action Partyの略で、メンバーは私を含めて若くて美男ばかりの対局にいるメンバーで構成しています。

  「駅−1」のルールは、その駅で一番の食材を使い、美味(おい)しいことが必須で、そのほかは店主の自由発想というものです。

  佐羽根駅は無人駅で小さな集落があります。そこに不定期で営業している悠々亭があります。主人が猟友会員で、山歩きの達人。クマやシカも仕留めます。そこで登場したのが悠々亭主人の偏見の味付け「マタギ弁当」です。

  とにかくすべての食材が自然界からの贈り物。クマやシカはもちろん、月見草のおひたしやマツタケ、マイタケなどの天然キノコもたっぷり。全15種類の食材がびっしり詰まった弁当です。これが美味い。もうそれ以上の表現無用。

  どこにもない、ここだけの弁当が登場です。ヤマメもマスもすべて釣ったもの。さらに、クマ肉たっぷりの自慢のクマ汁がついてるからたまりません。足を運ぶ価値、絶対あります。役得で試食の栄に預かり、実に幸せな昼食でした。思い出すとまたよだれです。

  来週は、またまた役得で「種市の天然ホヤ飯」の試食です。いやー、忙しいですね。
(県中核観光コーディネーター)

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