盛岡タイムス Web News 2011年 1月 13日 (木)

       

■ 水道菅「凍った」解凍依頼100件超す 盛岡市役所も終日断水

 県内は11日から低気圧の接近や冬型の気圧配置の影響で厳しい冷え込みとなった。盛岡地方気象台によると、盛岡の12日朝の最低気温はマイナス10・4度と昨年2月上旬以来の10度台を記録。この冬一番の寒さとなった。盛岡市上下水道局によると、同日受け付けた水道凍結に関する問い合わせは105件と前日の37件を大幅に上回り、この冬最高となった。盛岡市役所では配管が凍結し、終日断水の騒ぎになった。

  同気象台によると、12日に県内で最低気温が最も下がったのは玉山区薮川のマイナス21・2度で、宮古市川井・区界の同19・9度、一戸町奥中山の同18・8度が続いた。雫石は同15・1度だった。

  盛岡の日中の最高気温は午後3時現在でマイナス3・1度となり、9日から4日連続の真冬日を記録。その後、雪が小やみになるにつれ、気温が若干上昇した。午後4時現在の降雪量は14a、積雪量は53aだった。11日午後11時台には同10・6度を記録し、昨年2月7日の同11・3度以来の同10度台になった。

  真冬日が続いた影響で、市内で水道管の凍結も相次いだ。市上下水道局給排水課によると、朝の最低気温がマイナス9・5度だった11日は凍結とそれに伴う解凍を依頼する電話が37件あった。12日になると、宿直が受け付けた分を含め午後5時までに105件寄せられた。

  このほかにも市指定の解凍業者で構成する市上下水道工事業協同組合(加盟41社)や未加盟業者にも個別に相談、依頼が寄せられた。同日では対応が追いつかず、翌日に作業を回す業者も出たという。気象台の予報では13日も真冬日が見込まれ、さらに件数が増える可能性もある。

  こうした中、市役所では屋上の給水槽に水を供給する配管の一部が凍結。本庁舎と別館の給湯室やトイレの洗面台が全て断水する騒ぎになった。12日朝に守衛室のランプが点灯し、異常を探知した。トイレの排水は井戸水を使用しており、影響はなかった。

  市管財課では給湯室に消毒液とポリ容器入りの飲料水を配置して応急措置。同日中の復旧を目指した。午後6時すぎにようやく手配した業者が作業に入った。凍結場所の特定と解凍が行われ、同6時25分に復旧した。

  市では昨年8月の盛岡さんさ時期に、老朽化した給水管の破損で大量の水漏れ事故が発生した。新庁舎建設へ20年計画の基金創設を新年度予算化する意向だが、進められている庁舎の耐震化工事以上に、施設改修の必要性も指摘されそうだ。

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