盛岡タイムス Web News 2011年 1月 17日 (月)

       

■ 落雪での破損に注意呼びかけ ガス器具や給湯の配管

 年末からの大雪と真冬日が続いている影響で、雪のかたまりが住宅などの屋根に積もっている。今後降雪が続いたり、日中の気温が上昇したりすると一気に落雪して危険な状態だ。県高圧ガス保安協会(盛岡市本町通、熊谷祐三会長)ではLPガスなどの設備損傷に伴うガス漏れ、排気の煙突損傷による一酸化中毒の可能性があるとして、注意を呼びかけている。

  県内では年末の大雪による落雪でガスボンベが損傷し、床下を通って屋内に入ったガスがストーブに引火して爆発する事故が1件起きた。記録的な大雪だった平成18年豪雪では全国で約60件、県内でも数件、同様の事故が起きた。国や関係省庁の通知を受け、市内では落雪に伴うガス漏れを啓発するチラシを配布した販売店もある。

  同協会の八重樫茂相談役兼事務局長代理によると、固まった雪が屋根から落下すると、配管が外れてガス漏れが起きたり、調整器を壊す場合がある。外付けの給湯器も同様。排気筒が破損すると不完全燃焼で一酸化炭素中毒も懸念される。

  地震などの災害時はガスメーターに付いている自動制御装置が作動し、ガスの供給がストップする。落雪による設備の損傷はメーターの手前で起きるため、予防策として雪下ろしや損傷がないか事前に点検する必要がある。

  「まずはガスボンベを安全な場所に設置する。置かざるを得ない場合も費用はかかるが収納用ケースや保護機材で覆う。特に凍ったまま壁側にめくれた状態の雪のかたまりが落ちる場所は危ないので事前に雪下ろしを。排気筒の損傷や割れがないかも点検してほしい」と呼びかける。

  協会ではガスボンベの交換時に危険個所がないかチェックする体制を敷いている。

  損傷が起きた場合は、販売店か24時間対応の協会盛岡支部の協同組合盛岡LPガス防災センター(電話019-651-1227)へ連絡を。


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