盛岡タイムス Web News 2011年 1月 24日 (月)

       

■ 〈昭和30年代〜ぼくの東京〉藤田祐二郎 千葉登戸海岸のアサリ

     
   
     
  千葉街道は江戸川を渡り市川から東京湾岸を南へ走る。驚くほどの遠浅が続き、ノリひびがどこまでも延びている。漁師がノリひびを担いで、はるか彼方まで歩いている。

  岸辺ではアサリの採り放題。砂の上を歩くと何やらトガッタ物が当たり見ると切れている。犯人はアサリだ。びっしりと埋まっていて、すくっただけで両手いっぱいになった。そこら中には小さなカレイが横たわっていた。海を知らない者にとっては、信じられないことだった。

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