盛岡タイムス Web News 2011年 1月 28日 (金)

       

■ 矢巾町で岩手医大病院用地造成に着手 18年4月開院目指す

     
  新附属病院造成起工式でくわ入れをする岩手医大小川彰学長  
 
新附属病院造成起工式でくわ入れをする
岩手医大小川彰学長
 
  岩手医大附属病院移転用地売買契約調印式と同病院用地造成起工式が27日、矢巾町藤沢地内の現地で行われた。用地は現矢巾キャンパスの北側18万6千平方b。11年度中に造成し15年度に着工、18年4月に地上13階、延べ床面積9万1千平方bの新附属病院が開院する予定。病院建設に先立ってドクターへリポートと格納庫を整備し12年度から運用開始する。病院関係の総事業費は約450億円となる。

  岩手医大が同日公表した病院建設日程によると、11年度中に新附属病院の計画と合わせて、盛岡に外来診療を基本として一部入院病床を備えた内丸メディカルセンターを含めた基本計画を策定。12年度に新病院建設予定地内にドクターへリポートと格納庫を整備する。病院が完成するまでの間、全県をエリアとして盛岡の現病院への患者輸送を開始する。

  13年度に新病院の基本設計、14年度に実施設計、15年度に着工、18年3月までに完成させる。同年4月に開院。内丸メディカルセンターは12年度に基本設計、13年度に実施設計、14年度に着工、18年度末に完成する予定。病棟部分は現循環器センターを活用する方針。

  小川学長は記者会見で岩手医大の病院運営について「現在の医療、医学は10年経つと陳腐化するぐらい急激に進歩発展している。矢巾に本院を移転し、現在の内丸の場所に内丸メディカルセンターを整備、その後の数十年の医療を考えながら計画を作らなければならない。矢巾の本院とメディカルセンターをどのように運用していくかのコンセプトが求められている。新年度になったらすぐに計画策定に着手する」と基本方針を説明した。

  新病院については「岩手医大附属病院は特定機能病院、学生教育の場だけでなく県民に対して高度医療を提供する病院として機能しなければならない。そういう意味でドクターヘリ、ヘリの格納庫についても12年度中に竣工し運用を始めなければならない。当然、新病院には救急センター、高度医療を提供できる病院になる。メディカルセンターについては県民、市民の利便性を考えて外来中心で病床も持っているというような病院として位置づけ再構築をしていく」と述べた。附属病院の1166床の病床の分離については将来を見据えて決める。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします