盛岡タイムス Web News 2011年 1月 28日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〜三陸の四季と味覚をあなたに〉13 草野悟 ウマすぎ缶詰は非常食

     
   
     
  突然の大地震、豪雪、豪雨、津波、孤立、どれも岩手の人々にとりましては他人事ではありません。今年のお正月は豪雪強風で停電が相次ぎ、つらい思いをした方は数知れず。いつ見舞われるか、毎日がドキドキなのです。そんなときに、非常時でもおいしく食事にありつければ、気持ちも明るく前向きになり、生きる希望も湧いてくるってもんです。

  この写真の中には、恐ろしいことに、「ウマすぎる缶詰たち」が6個も詰まっています。三陸の山海物を集め、腕のいい一流シェフが不眠不休で取り組んだ美味珍味。

  短角牛あり、魚介類あり、野菜あり、救援物資が来るまでぜいたく三昧できるシロモノなのです。6種類の洋風メニューは、いくら食べても飽きることはありません。むしろ非常時に愛する奥様と奪い合いになりそうな雰囲気もあります。

  じゃあ、災害が来るまで保存しておくの?とよく聞かれますが、その時は「今日一日無事だった」と言ってご褒美に食べてしまいましょう。食べたら補充し、補充したら食べるを繰り返しますと、三陸の経済が元気になってきます。できれば毎日きょうの無事を祈って食べてほしいものです。もちろん大事な方へ送りますと「こんなに私を大事に思ってくれる」とむせび泣いてしまうこと間違いありません。

  今週号は三陸鉄道の営業応援になってしまいました。発売元は三陸鉄道。作っているのは、久慈の第三セクター総合農舎山形村という味のある会社です。ホント三陸っていいですね。
(岩手県中核観光コーディネーター)

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