盛岡タイムス Web News 2011年 2月 8日 (火)

       

■ 〈県予算〉基金から330億円繰り入れ

 県の2011年度一般会計当初予算案の歳入を見ると、自主財源は世界的な金融危機による景気低迷が大きかった法人2税などが一部回復すると見込み、県税は2・5%増の1004億1500万円。介護サービス施設等整備臨時特例基金、緊急雇用創出事業臨時特例基金など目的型基金などからの繰入金が24・8%増の332億2600万円など。

  依存財源は地方交付税が2・6%増の2268億2300万円となった一方、県債は臨時財政対策債(臨財債)の大幅減に伴い県債が17・7%減の978億6300万円となったほか、国庫支出金も12・9%減の745億400万円となったことから、全体で5・1%減の4220億9800万円となり構成比は61・9%。前年度より自主財源の割合が1・8ポイント高くなった。

  地方交付税と地方交付税の振り替えとなる臨財債を加えた実質の交付税は2778億8400万円で前年より4・0%の減。県債から臨財債と退職手当債を除いた、普通建設事業などに充てる純粋な県債は428億200万円で10・0%減となる。県債依存度は14・4%と前年度を2・6ポイント下回った。

  歳出を見ると、普通建設事業費は1080億9500万円で13億9900万円、1・3%減。公共事業は減少するものの、公共投資臨時基金を活用した大規模施設整備事業の増などにより減少幅が抑えられている。県単独事業は321億4300万円で5億7600万円、1・8%の増。投資的経費全体では1136億3400万円で26億5000万円、2・3%減となる。

  人件費は13億8100万円、0・7%減の1828億4500万円となった。

  公債費は37億900万円、3・2%増の1186億7900万円。年度末の県債残高見込みは約1兆4600億円で、今年度末の見込みと同程度。借金はこの状況で行くと15年度がピークとなり1400億円程度と見込まれている。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします