盛岡タイムス Web News 2011年 2月 9日 (水)

       

■ 観光振興へ強い声 盛岡商議所のまちづくり委員会

 11年第1回盛岡商工会議所まちづくり委員会(松本静毅委員長)が8日、盛岡市清水町の同会議所で開かれた。委員14人が出席し、11年度の活動内容について協議した。「盛岡市商店街の活性化に関する条例」周知のさらなる支援、観光推進を考えたまちづくりへ取り組み、桜山参道地区問題へも対応する。

  同条例は10年9月29日、公布・制定。市内の事業者に対して商店街活動への積極的な参加や応分な負担などの協力に努めるよう促した。罰則規定はない。同委員会では条例制定に向け提言活動を行ってきた。

  現在、同会議所では市、盛岡市商店街連合会と共に商店街の活性化を応援する「モリオカモリアゲ宣言」を掲げ、同条例の周知に力を入れている。吉田莞爾盛岡大通商店街協同組合理事長が「当組合では昨年12月から未加入の事業者に対して条例の周知と当組合員への加入依頼をしている」という。

  松本委員長は「当委員会からの提言が契機になり制定された。まだ数件の加入のようだが、制定した地域では100件近く商店街組合に加入した事例もある。新年度にはさらに力を入れて取り組みたい」と話した。

  観光振興の必要性に関しては石田和徳盛岡駅前商店街振興組合理事長が発言。「東北新幹線全線開通などで北東北の拠点として盛岡が注目される位置にある。盛岡駅前は玄関口となるが駅前に人が降りれば大通、肴町へと流れる。盛岡は全国大会にも適している。観光の側面からまちづくりを考えるべきでは」と話した。

  吉田理事長も「盛岡駅から大通にかけ宿泊施設が張り付き、約5千室の宿泊室がある。中心市街地を半日で見て回れるミニ観光ルートを作る。中心市街地に原敬、萬鉄五郎などの銅像やミニ博物館があってもよい」など賛成の意見を述べた。

  フォーチュンの村上一男社長は「盛岡に降りてからどこに観光に行けばよいか分からない面がある。観光・国際経済文化交流委員会と連携した取り組みも」と話した。

  桜山参道地区問題に関しては松本委員長が「大通と肴町の間にありまちづくりにも重要な場所。市側からも来てもらい前向きな姿勢で今後協議したい」と今後の取り組み課題に掲げた。


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