盛岡タイムス Web News 2011年 7月 12日 (火)

       

■ 移住被災者ら支援へもりおか復興支援センター 盛岡市が農林中金ビルに開設

     
  11日開所した、もりおか復興支援センター(農林中金ビル1階)  
 
11日開所した、もりおか復興支援センター(農林中金ビル1階)
 
  盛岡市が震災で市内に一時避難、移住した沿岸被災者らを支援する拠点施設「もりおか復興支援センター」は11日、同市内丸の農林中金ビル内に開所した。今後市が業務委託した▽相談や情報提供など避難者らの生活再建支援▽復興推進広報▽チャリティー公演誘致▽被災者のリフレッシュ -の各事業が展開される。開館時間は午前10時から午後7時まで。年末年始と月曜休館。

  センターは農林中金の無償提供を受け、5階建て、床面積2425平方bの建物の1階(同540平方b)に生活再建支援事業として被災者の相談窓口、被災地に関する情報提供スペース、被災者同士の交流スペースが設けられている。2階が業務受託企業団体の事務・作業、3、4階が支援物資保管に充てられる。

  市が業務委託した支援事業はいずれも緊急雇用創出事業で失業者の雇用も行われる。生活再建支援事業は民間支援団体SAVE IWATE(寺井良夫代表理事)が受託。1階の運営や相談業務に関しては電話や被災者のところまで直接出向いて相談に応じる。センター長とスタッフ8人体制で業務を行う。

  ほかに復興推進広報事業はラヂオもりおか(沢里公敏社長)が受託。被災地の復興状況についてフリーペーパーなどを発行する。チャリティー公演誘致事業はg・plus(ジー・プラス、伊藤敬社長)がいしがきミュージックフェスティバルと連動した交流事業を計画している。

  被災者のリフレッシュ事業は岩手めんこいテレビ(佐藤滋樹社長)が受託し、被災者同士が集まり、語り合う事業の企画、音楽・スポーツイベントへの被災者招待などを展開するという。

  同日現地で開所式が行われた。谷藤裕明市長とセンター長に就任した作家の斎藤純氏が看板を設置した。市幹部や市復興推進部職員、各業務を受託した関係企業団体が出席した。震災から4カ月を迎えたことから、冒頭全員で黙とうした。

  谷藤市長は「復興支援の拠点として4事業を実施する。積極的に展開し、被災者の生活再建に役立つものと考える。引き続き県都・盛岡として被災者の生活再建、被災地の復興支援の責任を果たしたい」と決意を述べた。

  斎藤センター長は「市内には約2千人の方が被災地から身を寄せている。古里を離れ、心細く不安に思っている方も少なくない。古里を離れても古里を思う気持ちは皆同じ。被災地復興へ力を尽くしたい」と語った。

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