盛岡タイムス Web News 2011年 7月 14日 (木)

       

■ 〈アートは元気の素〉3 えいこ・いのうえ 水玉コットンでピローケース

     
   
     
  あれから4カ月目を迎えた被災地にも真夏日がやってきました。

  支援の作品は、少し前に作ったピロケースです。このコットン、草間彌生作品に似ていませんか?

  そんなつもりで買ったUSAコットン。

  いつごろからかわたしは、草間彌生作品が好きで美術手帳なんでも集めて長靴も傘もブラウスも水玉とコレクションしたことがある。
  それが案外そろうからおもしろかった。

  1992年の草月会館(青山通り)での草間彌生展へは次女をおんぶして、長女はサンリオのリュックをしょって雨が降っていたので傘をさして出かけた。

  おんぶしていた次女を会館でドカッと降ろすなり…次女はまっすぐ会場入り口にあったヨットのオブジェに走った。

  すると係の女性がツカツカっと近づいて「作品に手を触れないでください」と。

  あ!と次女を見たらべたべた。「あ、ダメダメ!」と抱っこして会場へ入るのでした。ですが会場内の作品群に子どもたちも大満足だった。そのとき次女は1歳。

  1929年生まれの草間彌生は10歳でとっても大人っぽいスケッチをしています。母の肖像には、みずぼうそうのように水玉が描きこまれています。タマネギにも。

  1952年の初個展のためには毎日50点から100点の製作をしたそうです。天才は努力で成り立っていることがよく分かりました。

  わたしたちは、そのオーラを楽しむことができる。また幸せである。
  (盛岡市松園、児童画家)

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