盛岡タイムス Web News 2011年 7月 22日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〜三陸の津波被災現地から〉57 草野悟 NHK放送局長も奮闘

     
   
     
  でーんと鎮座しておりますのは、NHK盛岡放送局長小松さんです。ただ座っているように見えますが、実は「動けなくなった」が正解です。よく見ますとTシャツの大半が汗まみれです。気温35度の体育館ですから。

  7月10日、三陸鉄道を勝手に応援する会のメンバー(つなぎ温泉女将会・熊ケ井旅館グループ)が、早朝盛岡を出発し、一路山田中学校体育館を目指しました。

  全国の有志から大量の台所用品や食器、鍋やフライパン、夏の衣類、シーツなど支援いただき、4d車いっぱいに積んで出かけました。正午から2時間、会場へ重い食器や台所用品などを並べ、梱包の段ボールが山のように積み上がりました。小松さんが「後方支援」部隊となり、終了の4時までごみの整理に当たりました。ご苦労様でした。お陰でちり一つ残さず終了できました。

     
   
     
  つなぎ温泉の女将さんたちや、観光協会のお姉さまたちも汗だくです。1回目の青空市を経験していたもので、その手際の良さは「バンザーイ」と叫んでしまうほどです。

  熊ケ井旅館に集められた全国からの物資も皆さんに喜んで頂きました。ミキちゃんというミニ女将が鼻血を出しながら奮闘です。買い物に行くにも不便な場所にある仮設住宅の方々に、「とても助かります」と深々と御礼を言われますと、汗だくにうれしい喜びが噴き出してくるものですから、パンツの中までぐしゃぐしゃです。大ちゃんなどおデブ系のスタッフはすっかりスマートになりました。

  神戸や名古屋、東京、千葉などのおじいちゃんたちが「カレンダー」を大量に送ってくれましたがすべてなくなりました。カレンダーの絵が癒やしになります、と被災者のおばあちゃん。うれしいですね。物資を送ってくれた皆様、本当にありがとうございました。次回は宮古湾に面して被災した「鍬ケ崎」という避難所で行います。
(岩手県中核観光コーディネーター)


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします