盛岡タイムス Web News 2011年 8月 1日 (月)

       

■ 雫石、滝沢議会議員選が投開票

 東日本大震災で延期された雫石町と滝沢村の議会議員選挙は31日、投開票を迎え、いずれも同日夜までに新議員20人の顔ぶれが決まった。雫石町議選では新人6人が当選、定数減で争われた滝沢村議選は新人2人が議席を得た。一方で投票率はともに大きく低下し、有権者の関心を高めるには至らなかった。

  ■雫石町議選

  雫石町議選(定数20)は現職15人、元職2人、新人3人が当選を果たした。党派別では共産1、社民1でほかは無所属18人。立候補したのは現職15人、元職2人、新人6人の計23人。少数激戦の選挙が展開された。

  トップ当選は新人の幅秀哉氏(54)で、地元での支持を確実に票に結びつけて792票を獲得した。2位には猿子恵久氏(54)が入った。勇退した横欠君夫氏の地盤を引き継ぐ形で出馬した岩持清美氏(60)も752票と確実に票を固め初当選した。

  元職は共産党の西田征洋氏(66)が厚い支持基盤に支えられ、返り咲きした。同じく元職の山崎留美子氏(56)は告示直前の出馬表明となったが、再選を果たした。

  前回選挙で3人の新人が当選した御所地区は、新たに新人1人を加えた現新7人による激戦区となった。こうした中で現職の6氏が知名度を生かして支持を固め、当選圏入り。新人の田屋舘愛子氏(52)も親せき縁者や仕事関係の人脈を生かして初当選した。

  新人の三輪亨氏(64)は親せき縁者や地盤に頼らない選挙を展開したが、あと一歩届かなかった。選車を使わず徒歩や自転車による選挙戦を展開した澤口勇治氏(58)、細川信義氏(69)も涙をのむ結果になった。

  31日現在の有権者数は1万5142人(男7223人、女7919人)。投票率は70・99%と前回を5・45ポイント下回った。

  ■滝沢村議選

  滝沢村議選(定数20)は現職19人、新人3人の計22人で争われた。今回から定数が2つ減ったことで、現職にとっても厳しい選挙戦となった。現職18人、新人2人が当選した。党派別では共産2、公明1でほかは無所属17人。

  トップ当選は前回に続き相原孝彦氏(52)で1472票を獲得。前回初めて誕生した女性議員2人は、今回も子育てなど女性目線の政策を訴えてともに当選を果たした。

  新人は3人のうち2人が当選。新人でトップ当選した武田哲氏(47)は武田俊和氏の地盤を引き継ぐと共に、農業関係の豊富な人脈、候補者で唯一の40代という若さを全面に打ち出して支持を固めた。現職1人が勇退した室小路地区から出馬の工藤勝則氏(58)は、自治会長としての実績などを訴えて地元での支持につなげた。

  31日現在の有権者数は4万2225人(男2万512人、女2万1713人)。投票率は50・50%で前回を5・65ポイント下回った。14年の市制施行を目指す同村にとって重要な意味合いを持つ選挙だったが、住民の選挙への関心は低く、投票率の低下に歯止めは掛からなかった。

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