盛岡タイムス Web News 2011年 8月 6日 (土)

       

■ かわいキャンプ開設1カ月、利用者増加中 盆以降は連日80人以上予約

     
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  盛岡市のボランティア活動拠点「かわいキャンプ」(宮古市川井)は6日で開設1カ月を迎えた。運営を受託した市社会福祉協議会によると、これまでのボランティア宿泊受け入れ数は5日時点で国内外から累計590人。当初少なかった利用者も、8月に入って学校の夏休みを契機に急増。今後、盆や下旬にかけて1日80人から定員の100人規模の申し込み状況という。

 それによると、7月の1日平均利用者数は20人規模。今月に入り急増し、現在は数十人規模。盆期間中に80〜90人、盆明けは100人規模で推移する見込み。問い合わせは相次ぎ、9月中旬まで続く見通し。

  首都圏から九州まで大学生の申し込みが増えている。盆明けには岡山県の高校生54人が大槌町の高校生と交流のため利用する。

  これまで利用したボランティアは学生グループや社会人たち。世代は高校生から70歳代まで幅広い。埼玉県の60歳代男性は約1カ月間滞在したという。

  行き先は宮古市、山田町、大槌町の被災地。市社協職員がワゴン車で、県北自動車がバスで送迎している。所要時間は宮古、大槌が約1時間、山田が40分。山田、大槌では泥の除去など力仕事のニーズがある。宮古などでは集会所の運営支援などが増えている。

  東京から来た16歳の高校生2人組は「戻ったらバイトをして返す」と親に借金して被災地へ。宮古市や大槌町で写真洗浄ボランティアなどをした。自炊生活に当初は戸惑いもあったが、親子で利用したボランティアに手伝ってもらい、支援に励んだという。

  キャンプにはボランティアのための簡易シャワーが現在3基。日赤から近く3基追加設置される。市社協は現時点で少ない女性の利用が増えても対応できるとみている。

  今後については、冬季間に入ると国道106号を経由しない被災地までのルートが雪や凍結で閉鎖される。大槌までは約2時間かかるとみられている。季節や被災地ニーズの変化などへの対応が市に求められる。

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