盛岡タイムス Web News 2011年 8月 14日 (日)

       

■ 最終的には46人の争いか 盛岡市議選告示まで1週間


  任期満了に伴う盛岡市議選(改選定数38)は21日の告示まで1週間と迫った。出馬の意思表示をしているのは現職34人、新人12人の計46人。震災に伴う特例により4カ月遅れ、市長選と同日選になるが、肝心の市長選は無競争の可能性も高まっている。そもそも有権者が選挙戦のあることに対して認知、関心が低い。少数激戦の今回、いかに票を取り込むか。頭を抱える陣営もある。28日投開票。

 予想の顔ぶれのうち震災後に新たに名乗り出たのは一度引退表明した現職1人、新人1人の2人。女性は6人(うち新人1人)、政党公認は11人(同1人)。年齢別では20代1人、30代2人(同1人)、40代8人(同4人)、50代19人(同6人)、60代13人(同1人)、70代3人。

  市選管によると、12日までに立候補に関する新たな問い合わせや来庁はなかった。9日終了した届け出書類の事前審査期間中に資料を受け取った男性もその後、市選管を訪れていないという。

  各陣営は先月ごろから震災で一時閉鎖していた後援会事務所を設置するなど前哨戦を本格化させている。通勤時間帯に街頭での朝立ちを継続している候補予定者もいる。

  市内にあるポスター掲示場は3月の震災発災前に知事選、県議選のボードが掲示されたままだった。8月に入って市内全604カ所の掲示場に市議選と市長選のボードが新たに追加され、告示に向けた準備が進んでいる。

  しかし、各陣営とも有権者の認知度、関心度は一様に低いと見ている。「関心が上がってきたのに、お盆に入ってまた下がりそうだ」「後援会の方にまで、いつ選挙があるのかと、いまだに聞かれる」という。このため告示前後からの短期決戦になる見込みだ。

  前回2007年選挙は統一地方選後半の4月15日告示、22日投開票。旧玉山村との合併後初の選挙で改選定数42に対して58人が立候補する大激戦だった。投票率は54・44%で前々回05年並み。先行して行われた知事選、県議選盛岡選挙区の62%台より低かった。

  今回は知事選、県議選より先に告示、投開票が行われる。選挙戦の途中に告示される知事選は4人が出馬予定だが、有権者の関心は依然として低い。同日選の市長選も現時点で現職の独走状態だ。
  こうした中、投票率とそこから分析する当選ラインが読みにくくなっている。候補者が集中して激しい票の奪い合いが予想される市中心部などでは各陣営とも、今まで以上に集票の工夫やアピールが求められそうだ。支持基盤や安定した地盤のある候補者が有利なのは間違いない。

  選挙人名簿の登録者数は23万6284人(男10万9861人、女12万6423人)。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします