盛岡タイムス Web News 2011年 8月 19日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〉61 草野悟 鍬ヶ崎地区の青空市

     
   
     
  7月の末に宮古市では壊滅的に破壊された鍬ケ崎地区で「青空市」を行いました。盛岡のチームは早朝に2dトラックに物資を満載して出発。宮古市の災害ボランティアセンターと共催で行いました。三陸鉄道の物資を入れると、なんと2dトラック4台分の膨大な品物が運びこまれました。

  いつも無償で協力をしてくれる八幡平市のバス会社イーアンドティーの竹田さんが汗まみれで荷物を降ろしてくれています。それを三陸鉄道を勝手に応援する会のお手伝い20名とボランティアセンターの20名、合計40名が手際よく会場に並べます。この日は雨模様だったために急きょ被災した「菱屋酒造店」の倉庫をお借りしました。

  気持ちよくお貸し頂いた専務さん、ありがとうございました。

  東京の岡部泉さんも九州から1000個も陶器を運んでくれ、ご自分もスタッフに交じり配布のお手伝いです。ペ・ヨンジュンさんが送ってくれたタオルケットは300枚があっという間になくなりました。韓流スター恐るべしです。

     
   
     
  鍬ケ崎の被災された方々400名以上が並んでくれました。皆さんルールを守り最後まで気持ちよくお配りできました。ありがとうございます。食器や陶器、肌着や食品の数々、まるで小さなスーパーです。これからお盆に入るため、仮設住宅にも多くの家族、親戚が集まるそうです。そのため夏用の寝具や食器などは「とても助かります」とお年寄りご夫婦に深々と頭を下げていただき、初参加の岡部さんや寺井さんは思わず涙ぐんでしまいました。

  私たちの会はお手伝いの会員が勝手に集まってきます。荷降ろしや並べ方、欲しいものを探したり、車まで運んだりと全員がそれぞれの仕事をします。写真に写っている洋子さんは毎回参加のレギュラーです。「好きなだけお持ちくださいコーナー」の担当です。汗びっしょりで盛岡まで帰ります。ご苦労様でした。

  まだまだ全国から応援物資が集まってきていますので、次は津軽石地区を予定しています。とてもつらい仮設暮らしと思いますが、皆さん笑顔で帰っていきます。うれしいですね。
  (岩手県中核観光コーディネーター)

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします