盛岡タイムス Web News 2011年 10月 1日 (土)

       

■ 「映画を生きる力に」 もりおか映画祭開催へ

 もりおか映画祭2011(同実行委員会の主催)は21日から23日まで盛岡市大通の映画館などを会場に開かれる。今回は東日本大震災津波を踏まえ「映画を生きる力に」がテーマ。映画上映のほか震災と復興に関するドキュメンタリー作品のコンペ、パネルディスカッションを開催。震災のため国内で上映が中止されたハリウッド映画「ヒアアフター」が初めて上映される。

 30日、盛岡市役所で実行委(会長・谷藤裕明市長)副会長の小暮信人県興業生活衛生同業組合理事長、作家で実行委員長の斎藤純氏が会見した。1日から前売り券が発売開始されるのに伴い、今回の映画祭とその特徴をPRした。

  今回は、みちのく国際ミステリー映画祭、いわて盛岡映画祭から通算で15回目。上映作品は前年より3本少ない9本。ゲストは盛岡出身で「白洲次郎」「ハゲタカ」を手がけた大友啓史監督、林海象監督ら。

  オープニング上映は急逝した俳優の原田芳雄さん主演の「龍馬暗殺」(黒木和雄監督)、クロージングは大友監督が選んだ「ポンヌフの恋人」(レオス・カラックス監督)。今回初めて映画ファンの投票で多分野16作品の中から「ルパン三世・カリオストロの城」など5作品が上映される。

  オフシアター上映会では震災・復興に関するドキュメンタリー映画が上映される。新人の登竜門として再開したコンペティション部門の枠で3日まで募集を受け付けている。これとは別に期間と前後して市中心部で関連イベントが行われる。

  小暮副会長は会見で「今回は震災復興を支援する映画祭にしたい。映画を通じて希望を見いだしてもらいたいと考え、テーマを設定して開催させてもらう。家族、地域の絆を取り戻し、被災地の復興復旧に少しでもお役に立てれば」と思いを述べた。

  斎藤委員長は「映画祭の開催自体も含め議論を重ねてきた。こういう時だからこそ被災地の県庁所在地盛岡から元気を発信していかないとならないと考えが一致し、実現にこぎ着けることになった」と開催へ気合いを入れる。


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