盛岡タイムス Web News 2011年 10月 15日 (土)

       

■ 岩手銀行がタイの銀行と提携へ 全国地銀18行とともに

 岩手銀行(高橋真裕頭取)は14日、タイのバンコクに本社のあるカシコン銀行と提携協力すると発表した。同行が海外の銀行と提携するのは初めて。提携をもとに本県企業のタイ進出を支援する。東南アジアの中心のタイは社会資本が充実し、投資環境が整っていることから、口座開設や各種金融サービスの提供を通じて、両国の経済協力を促進する。

 カシコン銀行は1945年設立し、総資産4兆1891億円で同国3位の大手。国内外805支店を展開している。

  日本政策金融公庫の国際部門である国際協力銀行はカシコン銀行と中堅・中小企業の海外進出に関する覚え書を締結。岩銀は山形県の山形銀行、福島県の東邦銀行など全国18行とともに参加した。12日締結した。

  具体的な業務提携の内容は▽タイの経済・投資環境などに関する情報提供▽タイにおける現地企業、会計士、弁護士の紹介▽国際協力銀行とカシコン銀行によるタイ投資環境セミナーの案内▽岩手銀行からの紹介に基づくカシコン銀行からの口座開設など各種金融サービスの提供|など。

  提携によりタイの投資環境の情報提供など非金融アドバーザリーサービスや現地での口座開設などの金融サービスを通じて、県内企業のタイ進出や現地での事業展開を支援する。

  岩手銀行市場金融部の佐々木孝浩氏は「海外の銀行との提携は初めて。タイには日本企業多数、県内からも3社ほどが進出している。中国は人件費が上がってきて、ベトナムなど東南アジアへシフトしている。タイは東南アジアの中心であり、インフラも整っているので、企業進出にはメリットがあると見ている」と話している。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします