盛岡タイムス Web News 2011年 10月 16日 (日)

       

■ 盛岡駅前で復興祭 浜から業者、大槌虎舞も

     
  photo  
     
  盛岡駅前いわて復興祭(同祭実行委員会主催)が15日、盛岡市盛岡駅前通のJR盛岡駅前滝の広場であった。盛岡駅前地区の商店街や町内会、JR東日本、盛岡ターミナルビルなどが協力し、沿岸地区の復興支援のために実施した。滝の広場に盛岡市内や宮古市、陸前高田市などから9業者が出店し、それぞれ自慢の商品を販売した。

 宮古市の山口商店ではワカメなどを販売。同店の高屋敷誠さんは「昨年に仕入れたワカメがあり出店した。店は宮古市内の末広町にあり、津波が押し寄せたが店はどうにか残った。仕事は3月末から再開した。今は通常通り仕事をしている」という。

  陸前高田市の八木澤商店では、こいくちしょうゆなどを並べた。同店の三嶋征行さんは「今は大東町に事務所を置き、県内のほか秋田県などの醸造所で委託生産している。マスコミに取り上げられてはいるがまだ3分の1ほどしか売り上げは回復していない。このようなイベントはありがたい」と積極的に販売していた。

  大槌町の六串商店の販売担当者は「当店は乾物屋。まだまだ厳しいが頑張るしかない」と気合を入れていた。

  同広場のステージでは大槌虎舞などが披露された。大槌虎舞協議会会員20人が踊りや歌、太鼓などで登場。2頭の虎がササを食べたりうねるなどダイミックで勇壮な演舞を見せ、観客から惜しみない拍手が送られた。

  同会副会長の菊池忠彦さんは「商売繁盛と大漁を祈願した大槌伝統の踊り。今回は復興も祈願して踊った。大槌では9月になり、やっと踊ることができた。たくさんの人に支援していただいている。これからもお礼の気持ちで踊りたい」と話していた。

  佐藤年男JR盛岡駅長は「沿岸部はまだまだ大変な状況だが、こうして元気に踊ることで復興につながることを期待したい」と拍手していた。

  石田和徳同委員会委員長(盛岡駅前商店街共同組合理事長)は「盛岡駅前地区として沿岸部を支援するためにできることを協議して決めた。市民や観光客も来てくれありがたい」と話していた。

  同日は盛岡駅前商店街で100縁商店街もあり、JAいわて中央から10人の職員が駆けつけ、新米のもち米ヒメノモチで餅つき。1千食分を無料で配った。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします