盛岡タイムス Web News 2011年 11月 8日 (火)

       

■ 町屋保存へ拡幅中止 都市計画道路盛岡駅南大橋線、区間を1200メートル短縮

     
  大慈寺地区まちづくり計画に示された計画範囲とゾーニング  
 
大慈寺地区まちづくり計画に示された計画範囲とゾーニング
 
  盛岡市は7日、「町家」群で城下町風情を残す鉈屋町、大慈寺町などの歴史的まち並みを保存・活用する大慈寺地区まちづくり計画を策定した。面積は36・8fで4種類にゾーニング。これに伴い盛岡広域都市計画において建築物の高さ制限などを盛り込んだ景観地区、地区計画それぞれの決定、都市計画道路・盛岡駅南大橋線のこの区間を廃止し、まちづくり計画に即した歩行空間整備などに変更する。所用の手続きを進め、2012年8月の都市計画決定を目指す。

  まちづくり計画の範囲は鉈屋町、大慈寺町、神子田町、南大通2・3丁目、茶畑2丁目。ゾーニングは、市道南大通2丁目南大橋線沿道を町家ゾーン約8・2f、居住ゾーン約17・8f、環境保護ゾーン約6・2f、神子田朝市やスーパーなどを賑(にぎ)わいゾーン約4・6fに区分した。

  これに伴う「まちづくりの工程」として12年度までを短期、道路整備やかいわいの無電柱化を13〜18年度までの中期、それ以降を長期と設定した。

  市では短期部分に該当する▽盛岡市広域都市計画における大慈寺地区景観計画の決定▽同じく大慈寺地区地区計画の決定▽都市計画道路・盛岡駅南大橋線の変更▽同明治橋山岸線の変更−の大きく4点について手続きを進めていく。

  このうち都市計画道路2路線については、09年度にまとめた新たな将来道路網計画に基づき見直される。

  盛岡駅南大橋線については、都市計画決定されている盛岡駅前通を起点に国道4号の南大橋と同396号との交差部までの延長2910bのうち、南大通2丁目までの1700bに短縮。残り1210b(市道南大通2丁目南大橋線)部分をまちづくり計画に基づき特殊道路の南大通南大橋線に変更する。

  明治橋山岸線については、終点の山岸1丁目はそのままに、従来の起点である南大通3丁目・明治橋までの延長2780bを1030b短縮。明治橋−中ノ橋通間を廃止し、中ノ橋通2丁目までを新たな起点とし、区間延長を1750bに変更する。

  南大通南大橋線については町家ゾーンの中心として、南大通−神子田町間を地区内を歩いて楽しめる道路に位置づけ。神子田町−南大橋間については396号交差部として車線などの整合によって安全性確保を図る。同時に大慈寺地区の玄関口として、まちづくりと景観に配慮した空間を確保する考え。

  まちづくり計画は7日の市都市計画審議会(東島末起会長)で示され、決定・変更の進め方について説明された。審議会では進め方について了承された。

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