盛岡タイムス Web News 2011年 11月 17日 (木)

       

■ 〈風まかせ〜鉄道さんぽ〉447 C6120火入れ式

     
   
     
  栄光の特急牽引機C61形蒸気機関車が東北線に帰ってきた。特急「はつかり」や「はつくる」の先頭にたち活躍したカマだ。C6120の火入れ式は11月11日一ノ関運輸区(盛イチ)で行われた。「東北線を走っていたゆかりの機関車が里帰り。震災復興の一つとして、励みになるよう多くの人に見てもらいたい」JR東日本盛岡支社運輸部長のあいさつで火入れ式が始まる。神職による神事が行われ、機関車もお祓いをうける。ろうそくから種火がともされ、ボイラーの火室に火が入れられる。「点火!」。カマに火が入っていない、冷えている状態からじょじょに温めていくという。まさに命の息が吹き込まれていく。そして蒸気を規定の圧力まで高めていく。

  運転台を見せてもらう。案外狭い。石炭の投入口、バルブ、圧力計、水面計、ブレーキ弁、加減弁ハンドルなどが並ぶ。運転中はスピードメーターと圧力計を注視するそうだ。投炭口が開くと火の熱さが伝わってきた。
(佐々木康宏)


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