盛岡タイムス Web News 2012年 1月 20日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〉82 草野悟 駅1グルメ再スタート

     
   
     
  昨年、岩手三陸の沿岸を走る鉄道の駅で、一番お勧めできるお昼ご飯や夕食は、というテーマで、「駅−1(えきいち)グルメ」というパンフレットを出しました。

  「これは面白い」とすぐに旅行会社などから反響がありましたが、なんとすぐに東日本大震災で、登録したお店の4店舗が被災してしまいました。

  田老の善助屋食堂もその一つです。以前「春なのに秋子さん」とコラムに書きました。店主の秋子さん、震災後すっかり落ち込み立ち直れないでいましたが、必死の努力を続け、ようやく仮設商店で再び営業しました。

  旦那さんが田老の海から釣って来る「どんこ」を使い、「こ、この味は、」と誰もが驚愕する絶品唐揚げの丼が復活したのです。仮設商店には秋子さんの「どんこの唐揚げ丼」を求めて連日お客さんが来てくれます。それを励みに顔つやもよくなってきました。
     
   
     

  そのうち「草野さん、これ従業員さんたちと作ったんだけど、売れるかな」と相談してきたのが、毛糸で編んだアクセサリー「どん助くん」だそうです。かわいいですねえ。NHKの「がんすけどん」と語呂もなんとなく似てますけど。看板も従業員さんの手作りです。「駅−1グルメ」がお役に立って本当にうれしい限りです。

  この「駅−1グルメ」を復活させます。八戸から陸前高田まで、三鉄もJRも沿岸の駅はすべて対象です。どんなおいしいものが出てくるか、パンフレットを作りながらヨダレです。仕事になりません。その一つに、なんと「宝来館」の隠し玉まで、楽しみですねえ。面白いですねえ。

  パンフレットは3月中旬に発刊です。JRの駅や三鉄の駅などで無料配布します。盛岡の方々もぜひ、すごすぎる美味を求めて沿岸まで足を延ばしてください。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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