盛岡タイムス Web News 2012年 1月 21日 (土)

       

■ 今年は盛岡で開催、東北六魂祭 5月26、27日に

     
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  東北6県都の夏祭りが一堂に会する「東北六魂(ろっこん)祭2012」が盛岡市を会場に開かれることが20日、発表された。期日は5月26、27日で、仙台七夕、秋田竿燈、青森ねぶたなどのパレードとステージイベント、被災地の郷土芸能の披露、物産展などが繰り広げられる予定。東日本大震災津波の復興を期して昨年仙台市で初開催され、36万3千人(主催者発表)が来場。盛岡では2日間で20万人、93億円の経済波及効果が見込まれている。

 同日盛岡市内で実行委員会が行われ、盛岡開催が正式決定した。実行委会長になった谷藤裕明市長ほか東北5県都の市長が全員出席し、各夏祭りの実行委員代表とともに記者会見に臨んだ。

  参加するのは盛岡さんさ踊り(約400人)のほか▽青森ねぶた(ねぶた1基、約75人)▽秋田竿燈(竿燈15竿、約100人)▽山形花笠(約130人)▽仙台七夕(七夕飾り4竿、約175人)▽福島わらじまつり(大わらじ1基、約120人)|。

  ねぶたは盛岡開催をテーマに山車を新調。大きさは台車を入れて高さ4・6b、幅7b、奥行き6b。大わらじは長さ12bの日本一のサイズ。盛岡では初夏の風物詩チャグチャグ馬コ、秋祭りの盛岡山車も参加させ、盛岡を代表する祭りを勢ぞろいさせたい考え。

  会場は盛岡城跡公園周辺をメーンに考えているという。パレードについては、さんさ踊り会場になっている中央通があるが警備の関係などから「さまざまな課題に対応するため関係機関との協議を行っているほか、警察当局の指導もいただきながら現在検討している」と谷藤市長が説明した。

  本県の沿岸被災地の郷土芸能に出演を依頼しているほか、宮城県の気仙沼市や南三陸町が参加の意向を示している。会場など具体的な開催内容は固まり次第、公表される予定。

  昨年仙台市で開かれた六魂祭は7月16、17日の2日間開かれ、経済波及効果は約103億円と算定された。その後8月開催の仙台七夕は想定を越える203万人が来場。奥山恵美子市長は「昨年末の光のページェントもかつてない多くの皆さんにおいでいただいた」と六魂祭効果を強調した。

  本県では4〜6月にいわてデスティネーションキャンペーンも行われ、全国に東北を発信する絶好の機会と期待される。

  谷藤市長は「震災の被害に屈せず、今こそ東北人としての誇り高き魂を一つにして前進しようと、代表する夏祭りが結集する一大イベント。被災地では支援により復興に向けて一歩ずつ前へ進んでいる。さらに力強く歩みを進めるため東北の魅力を発信し、誘客を図り、地域経済の活性化につなげたい」と宣言した。

  達増知事は盛岡開催決定について「東北や全国との文化や観光面での交流が促進され、震災からの復興を加速させる観点からも非常に有意義」と歓迎するコメントを出した。

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