盛岡タイムス Web News 2012年 1月 24日 (火)

       

■ 国公立大2次試験の出願開始 岩手大学、被災受験生の検定料免除

     
  2次試験の願書の受け付け作業を行う岩手大の職員  
 
2次試験の願書の受け付け作業を行う岩手大の職員
 
  国公立大学一般入試の2次試験の願書受け付けが23日から始まった。県内でも盛岡市上田の岩手大と滝沢村の県立大が受け付けを開始。初日に寄せられた願書は岩手大が3通、県立大はゼロだった。願書の受け付けは両大とも2月1日までで、30日ころが出願のピークになるとみている。出願状況は、土日を除く毎日各大学のホームページで公表する。

  岩手大では例年通り、本部棟事務局の会議室に受け付け作業室を開設した。職員が、届けられた願書に日付印を押し、書類に不備がないかを確認。受験番号をナンバリングしていた。ピーク時には1千通を超える願書が届くため、入試課以外の職員も含め延べ約90人態勢で作業にあたる。

  同大では2012年度は東日本大震災津波の発生を受けて災害救助法適用の災害により被災した受験生の検定料を免除する。受験者用の留意事項では京都大で携帯電話を使用した不正が起きたことからICレコーダー等の電子機器類等の使用を禁止する項目を詳細に明記した。

  同大入試課の長代健児課長は「東日本大震災で受験環境が悪い中、頑張っている受験生をわれわれも万全な態勢で受け入れたい。検定料免除やセンター試験の釜石会場の設置、入学後も入学金の免除、授業料免除など昨年よりも拡充した形で支援を検討している。ぜひ進学をあきらめないでほしい」と呼び掛けた。

  同大の一般入試の定員は人文社会科学部165人、教育学部183人、工学部312人、農学部179人の合わせて839人(前期649人、後期190人)。前年度の一般入試の志願倍率は前期2・3倍、後期6・9倍だった。

  一方、県立大の一般入試の定員は、看護学部63人、社会福祉学部福祉経営学科27人、同福祉臨床学科27人、ソフトウェア情報学部90人、総合政策学部70人の合わせて277人(前期212人、後期65人)。前年度の志願倍率は前期3・5倍、後期16・0倍だった。

  2次試験の前期は2月25日(岩手大教育学部の実技検査、県立大看護学部は26日)、後期は3月12日(県立大総合政策学部は13日)に実施。合格発表は岩手大の前期が3月6日、後期が同21日、県立大の前期が同3日、後期が同20日。

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