盛岡タイムス Web News 2012年 3月 17日 (土)

       

■ 期待膨らむ春 県立高校で合格発表

  県内公立高校の合格者が16日、県立67本分校と盛岡市立高校で一斉に発表された。推薦と連携型、一般入試を合わせた合格者数は県立高が全日制9450人、定時制141人、盛岡市立高289人。合格が決まった受験生は満面の笑みで、友達や保護者と喜びを分かち合い、高校生活への期待を膨らませた。(9面に関連記事)

 県立高校の一般入試は、全日制が実質定員9511人に対し、9268人が受験、合格者は8519人で受験倍率は0・97倍(前年度1・00倍)。定時制は480人の募集に対し150人が受験し、141人が合格、受験倍率は0・31倍(同0・37倍)だった。盛岡市立高は188人の募集に対し、216人が受験し、177人が合格、受験倍率は1・15倍だった。

  盛岡市上ノ橋町の盛岡二高では、午後3時の発表に合わせ、受験生や保護者ら約60人が集まった。受験番号を見つけると「あった、あった」と喜びを爆発させ、友達と抱き合ってうれし泣きする生徒もいた。多くの受験生が、買ってもらったばかりの携帯電話で自分の受験番号を記念撮影。家族や先生に連絡する姿があふれた。

  下小路中3年の太田汐美さん、藤澤春菜さん、小林茉央さんは、合格が分かると、互いの手を取り合って喜びをかみしめた。「部活動も勉強も両立させたい」「支えてくれたお母さんに喜びを伝えたい」と声を弾ませた。

  仙北中3年の岡部佳菜絵さんは「すごくうれしくて涙が出てきた。震災があって日本のために働きたいという気持ちがより強くなった。将来は外国と日本の交流につながるような仕事がしたい」と目標を語った。

  昨年は東日本大震災津波で合格発表を6日間延期。被害が大きかった沿岸の高校では合格者を近隣の高校で一緒に発表するなど緊急措置も取られた。今年度は、津波で校舎が全壊した高田高校が、仮校舎の大船渡東高萱中校舎(旧大船渡農業高)で発表したほかは、自校で例年通り、合格発表が行われた。

  定員割れとなったのは、県立高の全日制が39本分校61学科(前年度40本分校、61学科)。定時制は杜陵奥州昼間部を除き、すべての学校学科で定員割れ。盛岡市立は普通科進学コースと英語科が定員に満たなかった。

  再募集を実施するのは、県立高の全日制が32本分校45学科(997人)、定時制が7本分校8学科(279人)。盛岡地域の再募集は沼宮内普通科12人、葛巻普通科41人、平舘普通科35人、同家政科学科8人、雫石普通科43人。盛岡市立は普通科特別進学コース8人、英語科9人を再募集する。

  再募集の出願期間は県立、市立とも19日から22日まで。試験は26日、合格発表は28日。杜陵定時制の後期日程の出願も22日まで。受け付けは午前9時から午後4時まで。ただし22日は正午まで。


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