盛岡タイムス Web News 2012年4月 18日 (水)

       

■ 小苅米ジョイス社長 経営統合選んだ理由

     
  深夜、ジョイス本社で記者会見に臨む小苅米秀樹ジョイス社長  
  深夜、ジョイス本社で記者会見に臨む小苅米秀樹ジョイス社長  
  小苅米秀樹ジョイス社長は16日深夜、盛岡市東安庭の同本社で記者会見に臨んだ。会見では、同日経営統合契約書を締結した札幌市のアークス(横山清社長)との関係や交渉時期、単独から経営統合を決めた動機、昨年10月に経営統合した八戸市のユニバース(三浦紘一社長)との連携などについて話した。

  −アークスとの関係や交渉の時期は。

  小苅米社長 アークスとは、スーパーマーケットトレードショーの実行委員長、副委員長を務める関係であり、ボランタリーチェーンのCGCジャパンでも一緒。統合の話を始めたのは昨年の10月。それからさまざまなことがあったが、経営統合を決めたのは直前になってから。

  −単独から統合を決めた動機は。

  小苅米社長 3年前の社長就任時から、単独で進むか、何か別な形態で経営を行うかなどを考え、価格訴求と一線を画した食の提案型スーパーを店舗展開してきた。ただ今後さらに人口は激減し、マーケットは縮小、競争はもっと激化する。企業の寡占化も進む。資本増強が必要となる。10年後、20年後の将来を考えたとき、どう生き残るかを考え、経営統合を選んだ。

  −なぜアークスを選んだか。

  小苅米社長 子会社の自主性を尊重する八ケ岳連峰経営に賛同したから。営業成績については頑張らなければならない。一定以上の人事や投資案件などは会議での承認が必要だが、申請すればこれまで通りジョイスの店名を掲げ食の提案型スーパーを出店ができる。物件探しもしやすくなり、効率的な店舗配置ができる。横山社長からは今まで通りの経営でいいと言われた。やりたいことをやらせてもらえる。従業員も今のまま。

  −経営統合をどのように生かすか。

  小苅米社長 流通業界は体力勝負。統合でスケールメリットを生かし、経営の効率化を図りたい。これから質の戦いとなる。業務プロセスの質を高めるため、人材の確保や教育、ITのシステム化、設備投資などが必要。

  −ユニバースとはどんな関係を築くのか。

  小苅米社長 三浦社長とはまだ具体的な話をしていないが、当面はお互いにこれまで通り経営する。ゆくゆくは同じグループとして、無駄をなくして連携できることなどを行うことになるのでは。いずれこれからも顧客に認めてもらう経営をしたい。

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