盛岡タイムス Web News 2012年4月 19日 (木)

       

■  〈風まかせ 鉄道さんぽ469〉スシ24型500番台

     
   
     
  寝台特急「北斗星」の食堂車、スシ24型500番台は電車から客車に改造された珍しいケースだ。交直両用特急電車485系・489系の食堂車サシ481・サシ489からの改造車だ。電車といってもモーターのない付随車だ。「北斗星」の運転開始にあわせて、当時余剰となっていた特急型電車の食堂車を客車化した。ブルートレインの寝台車と特急型電車の車体断面、車体の屋根の高さは異なり、編成を組むと食堂車だけ屋根が低い。かつての特急は食堂車を組み込み営業するのが当たり前であった。食堂車全盛期のころも食堂車を連結しない特急は存在したが格下の感は否めなかった。新幹線開業前の特急「はつかり」や「やまびこ」にも食堂車が連結されていた。スシ24は「はつかり」の忘れ形見ともいえる。ジパング編成の電動車モハユニットとともに「はつかり」の面影を今に伝える。
(佐々木康宏)


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