盛岡タイムス Web News 2012年4月 23日 (月)

       

■ グルージャ白星発進 東北社会人サッカー1部 3対0で富士下す

     
  富士クラブ2003戦で右サイドから好機を作り、先制点を決めた松本憲(背番号16)  
  富士クラブ2003戦で右サイドから好機を作り、先制点を決めた松本憲(背番号16)  
  東北社会人サッカーリーグ1部の第2節、グルージャ盛岡対富士クラブ2003が22日、盛岡市みたけの県営運動公園陸上競技場で行われた。グルージャは富士クラブ相手に3−0で勝利。悲願のJFL昇格を目指し、2012年シーズンを白星発進した。

  グルージャは前半42分、ライン裏に飛び出した松本憲が加藤浩史からのスルーパスを右足で決め先制。後半26分には高瀬証のミドルシュートで追加点を奪った。同35分、小林亮太がコーナーキックに合わせてシュートを決め、3−0。守備では対人能力を生かし、富士クラブをシュート2本に抑え完封した。

  初の公式戦勝利にも「不完全燃焼」と鳴尾直軌監督は渋い表情。毎年JFL昇格を争っている福島ユナイテッドが前節、富士クラブ相手に9−0で勝利。最終的に得失点差勝負になった場合に備えて大量得点を目指していた。「3−0で満足している選手は誰もいなかった。これからもチームとして同じ方向を向いて勝負したい」と次節を見据えた。

  先制点を決めた松本は「相手が思ったより引いていたので、攻めにくさがあった。3−0という結果は次につながる。シーズンはまだ始まったばかりなので、ぶれずに自分たちのサッカーを続けたい」と話していた。

  鳴尾監督就任による変化も見られた。鳴尾監督は基本システムの4−4−2ではなく、選手の調子を重視した3−4−2−1で臨んだ。風下に立った前半、富士クラブがロングボールを多用してくると、左サイドハーフの藤嶋洸が左サイドバックに入る4−5−1のシステムへ試合中に変更。その後もたびたびシステムを変更。4−4−2で試合を終え、試合中のシステム変更というこれまでのグルージャにない戦い方を見せた。

  目標としていた大差での勝利こそかなわなかったが、開幕戦に4年連続で勝利したグルージャ。松田賢太主将は試合後「大量得点が取りたかった。もっと精度を高め次につなげないといけない。これからもっと皆様に応援してもらえるチームを目指しますので、応援よろしくお願いします」とサポーターに呼び掛けた。

  グルージャの次戦は5月6日。福島県鏡石町の鳥見山競技場でFCプリメーロと対戦する。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします