盛岡タイムス Web News 2012年 5月 16日 (水)

       

■  被災者ニーズ肌で感じる 盛岡市新人職員を沿岸へ派遣

     
  出発式で谷藤市長に誓いを述べた藤根主事補(手前)ら新採用職員  
  出発式で谷藤市長に誓いを述べた藤根主事補(手前)ら新採用職員  

 盛岡市は今年度新採用職員43人を東日本大震災津波の沿岸被災地へ派遣する。職員は3班編成で16日からの第1班を皮切りに2泊3日の日程で、市が宮古市川井に設置したボランティア拠点かわいキャンプに滞在。同市や山田町、大槌町でボランティアに従事する。大型連休以降、同キャンプ経由のボランティアが減少する中、被災地・被災者のニーズを肌で感じてくる。

 盛岡市役所で15日、出発式が行われた。新採用57人中、看護師など資格職14人を除く男女43人が派遣される。派遣期間は第1班が16日から18日、第2班が23日から25日、第3班が30日から6月1日。山田町で整地作業、宮古市の仮設集会所でサロン活動、大槌町で写真展示会の準備作業などに従事する。

 谷藤裕明市長は「ボランティア活動の減少が懸念される中、今回の支援では沿岸の方たちの心に寄り添って活動することで、現在被災地で何が求められているか肌で感じてほしい。常に全体の奉仕者としての使命感と市職員として誇りを持ち、被災地の支援活動に励んでもらいたい」と健闘を祈った。

 代表して藤根稔建設部用地課主事補(26)は「復興に向かって歩み出したとはいえ、まだ大変な状況にある被災地。その現状を知り、市職員として果たすべき役割を理解しつつ支援活動に励む。微力ながら被災地の方々の力となり、絆を育み、復興に寄与できるよう頑張る」と誓った。

 市では前年度の新採用職員も昨年4月から沿岸被災地へ派遣し、避難所に寝泊まりさせて支援活動を行わせた。内陸の一時避難所となった宿泊施設への対応にも当たらせた。


 

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