盛岡タイムス Web News 2012年 5月 19日 (土)

       

■ 沿岸行政職員らを応援 盛岡市がもりおか復興サポートオフィス開所

     
  オフィスに常駐する調査員。資料収集などのサポートに当たる  
  オフィスに常駐する調査員。資料収集などのサポートに当たる  

 盛岡市は18日、東日本大震災津波の復興推進事業として「もりおか復興サポートオフィス」を同市役所内丸分庁舎2階に開所した。沿岸市町村の職員らが、簡単な事務作業をしたり、復興事業の情報を収集したりする場として無料で提供する。被災地支援に携わる団体や市民も利用できる。盛岡は県庁や復興局など主要機関が集中し、出張で訪れる人も少なくない。県都ならではのサポートで、沿岸被災地の復興を息長く支える。

 同分庁舎1階のもりおか復興支援センターで行われた開所式には、関係者約30人が出席。谷藤裕明盛岡市長は「自治体や支援団体同士の絆を一層深め、一日も早い復興につなげたい」とあいさつした。

 オフィスは、分庁舎2階の2部屋(計59.27平方b)。公募で市から委託を受けた一般社団法人東日本絆コーディネーションセンター(三浦陽子理事長)が運営する。パソコンやコピー機、作業テーブルが備えてあり、会議前後の資料整理など盛岡滞在中のセカンドオフィスとして活用してもらう。震災復興に関する他都市の事例や研究資料などの収集にも力を入れ、ライブラリー機能も充実させていく。職員3人が常駐。資料の収集整理や検索、利用者へのアドバイスなどに当たる。

 今年度の事業費は1230万円。国の緊急雇用創出事業を活用している。来年度の事業継続も決まった。

 オフィス室長の岩渕公二・東日本絆コーディネーションセンター代表理事は「社団法人が持つ人材のネットワークも活用しながら情報収集に当たる。訪れる人に有効な情報を提供していきたい」と話す。川村和寛室長代理も「沿岸被災地から離れていると実情が分からないことも多い。直接、支援に携わっている人の生の声を聞きながら、ニーズとシーズの橋渡しができれば」と張り切っていた。

 オフィスは年末年始を除き年中無休。利用時間は午前8時半から午後6時半まで。問い合わせは電話019―626―7131へ。来所時は岩手公園下駐車場を1時間無料で利用できる。

 


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