盛岡タイムス Web News 2012年 5月 21日 (月)

       

■  山頂で絶景の贈り物 姫神山山開き 好天に恵まれ1100人

     
  眼前に広がる岩手山(写真右奥)を背景に記念撮影や弁当を広げる登山者ら  
  眼前に広がる岩手山(写真右奥)を背景に記念撮影や弁当を広げる登山者ら  

 盛岡市玉山区にある姫神山(1123・8b)で20日、山開きが行われた。一本杉登山口では本格的な夏山シーズンに向けて安全を祈願したあと、愛好家や家族連れらが登山を楽しんだ。同日は朝から気温が上昇。山頂は風も穏やかで、絶好のコンディションと岩手山や早池峰山の絶景のパノラマに登山者らも感激。同日正午までに約1100人が訪れ、昨年の1千人を上回った。

 同登山口では同日午前9時から山開き式が行われた。愛好家ら約300人がそろい、神事で山での安全を祈願した。主催した市のほか県、盛岡森林管理署、地元自治会、市山岳協会などの関係者らが玉串を奉納した。

 同協会の大森孝子さんが登山者代表で「山野に親しみ、この優れた自然環境をみんなで守り、健全なレクリエーションの場の保全に努め、安全な登山を誓います」と宣誓。佐藤光彦副市長、村田芳三市議会議長らとともにテープカットすると、登山者が一斉に山頂を目指した。

 同登山口から山頂までの所要時間は約90分。登山道はカラフルな装備に身を包んだ愛好家らであふれ、最初は「渋滞」も起きた。それぞれのペースで進むと、既に早朝から登山を始めた一行ともすれ違った。

 8合目付近からは眼前に岩手山の姿が広がり、「来て良かった」とタオルで汗をぬぐう人もいた。再び渋滞ができるほど、登山者が多かった。山頂では微風の中、ヒメジフチョウなどが出迎えた。登頂者は市から記念の手ぬぐいを受け取り、絶景のパノラマや山頂の標柱を背景に記念撮影をしたり、弁当を広げたりした。

 盛岡観光コンベンション協会の高橋明日美さん(31)ら4人の音頭で全員がバンザイ三唱。神酒や身欠きニシンが振る舞われた。

 高橋さんは「姫神登山は3度目。最高の気分です。いつも下から見上げている岩手山を真横から見ることができて、本当に素晴らしいです」と、登頂までの苦労も吹き飛んだ様子だった。

 瀬川仁志君(市立高松小3年)は父親と就学前以来、2度目の姫神山。午前10時から登山を始め、90分かけずに登頂。「途中ちょっと疲れたけど、登り切った時は気持ちが良かったです」と笑顔を見せていた。

 


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