盛岡タイムス Web News 2012年 6月 1日 (金)

       

■  CO2クレジット初売買 東北銀行 きょう406トン購入を締結

 東北銀行(浅沼新頭取)は1日、盛岡市の環境整備(伊五澤泰彬社長)、紫波町のたもり(田森悠太郎社長)、大船渡市の医療法人勝久会(木川田典彌理事長)による、CO2排出削減実績の国内クレジットの売買締結を行う。同行は各社とCO2削減事業を共同実施している。東北の地銀の中で初めて温室効果ガスの削減実績が国内クレジットとして認証された。同行は各社のCO2削減分をクレジットとして購入し、同行の営業活動やイベントで生じたCO2の排出削減分として充てる。

 東北銀行は2010年10月1日から地元企業の温室効果ガス排出削減事業の取り組みに対し、経産省所管の国内クレジット制度の共同実施者として、制度の認証委員会の認証に向けて支援してきた。
環境整備は大気中に放出していた余剰蒸気を活用するため、小型蒸気発電機を導入し、自家消費分の電力を賄っている。今年度末までに年間268dの温室効果ガスを削減する。

 たもりはフレッシュたもりNACS店の冷蔵冷凍設備を高効率機器に更新して省エネ制御システムを導入してエネルギー消費を効率化し、今年度末までに年間272dの温室効果ガスを削減する。

 勝久会は高齢者施設へのヒートポンプ導入などによる熱源や照明設備の更新などにより、今年度末までに716dの温室効果ガスを削減する。

  各社の温室効果ガス削減量のうち昨年末までの分が国内クレジットとして認証されたため、東北銀行は3事業で計406d分の国内クレジットを購入する。購入分を認証委員会に届け出て、同行が発注した印刷物や贈答品の製造や、イベントや営業活動で生じたCO2の分として償却する。

  同行では「今後も環境保全に積極的な地元企業に対する金融商品やサービスなどを通じた支援や、地域のCO2削減の取り組み促進、環境保全への啓発を通じて地域社会に貢献する」としている。

 


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