盛岡タイムス Web News 2012年 6月 3日 (日)

       

■ 〈南部馬の里〉58 遠藤広隆 頭が痒い

     
   
     

 牧野の中に生えている木に、馬が頭をこすり付けている。頭が痒いようだ。
 
  人ならば、頭が痒いとき、自分の手が頭に届くが、馬の体の形だと馬の足が自分の頭には届かない、体のどこかが痒いときは、何か別な物にこすり付けてかくしかない。

 それで、この馬は痒い所がかけているらしく、歯ぐきを出し痒いツボにちょうどはまっているような表情をしている。

 動物は自分の意識を持って行動している。植物は動くわけではないが、動物と同じような意識を持っている。という研究をしている学者の先生も世の中にはいるようだ。だとすれば、自分に頭をこすり付けてヘンな顔をしている馬がいると、木からすれば頭にくることだろう。

 

 


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