盛岡タイムス Web News 2012年 7月 1日 (日)

       

■ 観光振興に手応え十分 成果上げいわてDC終幕

     
  JR盛岡駅の新幹線コンコースで行われた、いわてDCの最後の歓迎イベント  
   JR盛岡駅の新幹線コンコースで行われた、いわてDCの最後の歓迎イベント
 
 
 3カ月にわたり実施された、いわてDC(デスティネーションキャンペーン)が6月30日、無事終了した。32年ぶりに本県単独開催の同DC期間中、県全域を舞台に多彩なイベント(盛岡三大麺フェスタ、東北六魂祭の開催、平泉世界遺産号運行など)が展開され、観光需要の創出で、復興支援と地域経済の活性化を図った。

  同日、盛岡市盛岡駅前通のJR盛岡駅滝の広場で、閉幕セレモニーが開催された。式には、同DC推進協議会会長の達増県知事、谷藤裕明盛岡市長、福田泰司JR東日本盛岡支社長、佐藤年男JR東日本盛岡駅長ら関係者約100人が出席。
 
  主催者を代表して達増知事が「この3カ月の間に観光の力が培われた。観光の力で復興力に変えることができた。つながりの力も付いた。地域の底力もさらに付いた。あしたから、これらの力を生かし、さらに復興と岩手全体のために頑張りたい」とあいさつ。

  谷藤市長は「当市は岩手の玄関口の役割を担い、観光客におもてなしの心で接してきた。東北六魂祭は当市始まって以来の最高の人出とにぎわいで大成功に終わった。このような貴重な体験を生かし、今後の盛岡、岩手の発展につなげたい」と観光振興への継続的な取り組みを示した。

  福田支社長は「大変大きな成果を上げた。期間中、当社のびゅう商品販売は前々年比で240%の数字を記録。沿岸へのバスツアー客は2千人に達した。SL列車も復活した。しかし、これから本当の力が試される。当支社では、今後も観光の力で地域活性化に貢献したい」とあいさつ。福田支社長は達増知事に、期間中SLに付けられたヘッドマークを寄贈した。

  閉幕イベントでは、郷土芸能披露などのほか、新幹線コンコースではミスさんさや達増知事らが並び、東京からの新幹線到着に合わせ最後の歓迎イベントを実施。達増知事は、県の観光パンフレットや岩手の水などの入った袋を観光客らに「ようこそ岩手に」などと言いながら、プレゼントしていた。

  2011年ミスさんさの大坊奈々さんは、「この3カ月、何度も踊り、歓迎の意を表した。これからも何回も岩手に来てもらいたい」と笑顔を見せていた。同日退任の佐藤駅長は「関係者が一丸となり、DCを盛り上げ成功に導いた。このエネルギーを生かし、今後も岩手が輝き続けること祈願したい」と話していた。


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