盛岡タイムス Web News 2012年 7月 8日 (日)

       

■ 〈高校野球〉頂点目指し熱闘開幕 豊間根宮古主将が宣誓

     
  県営球場で行進する高校球児たち  
 
県営球場で行進する高校球児たち
 
  第94回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)は7日、盛岡市三ツ割の県営球場で開幕した。県内4球場を会場に、高校球児たちが輝く夏が始まった。昨夜から天候が心配されたが、雨も上がって晴れ間がのぞき、球場には多くの高校野球ファンや選手の家族、関係者らが駆けつけた。大会には73校が出場し、12日間の日程で試合を繰り広げる。球児たちの夢の舞台、甲子園を目指した熱い戦いが始まった。

  午前9時半から開会式が行われた。花巻東ソフトボール部の小原志麻主将(3年)の先導で、厳しい練習をくぐり抜けて真っ黒に日焼けした選手たちが、入場門から球場入り。昨年夏の優勝校花巻東を先頭に、出場73校の部員が胸を張って堂々と行進した。爽やかな掛け声に合わせ行進する選手たちの姿に、球場全体が拍手に包まれた。

  宮古の豊間根練主将は「大好きな野球ができることに感謝の気持ちでいっぱいです。家族、仲間、監督、コーチ、多くの方々が支えてくれました。下手くそでも、失敗しても、全力でがむしゃらにプレーする姿を届けることが僕たちにできる恩返し。高校球児全員の力で、復興を後押しします。たくさんの思いを込め、熱く熱く戦い抜き、最高の夏にすることを誓います」と宣誓した。

  佐々木淳県高野連会長は「昨年は震災被害と闘いながら、大会のあり方が問われる夏だった。多くの方々の、被災地域への支援と協力に改めてお礼を申し上げる。今回は昨年の経験を生かし、高校野球の原点に戻り、理念を発展させて引き継いでいく再スタートの大会。最後まで諦めない全力プレーで、選手たちが障害を越え、大きく輝く夏になることを願う」と、高校球児たちの活躍に期待した。

  大会初日は県営球場と花巻球場で、それぞれ2試合を行った。

  8日は県営球場で9時から不来方―花巻農、11時半から盛岡大附―専大北上、森山球場で9時から久慈工―盛岡四など9試合を行う。


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