盛岡タイムス Web News 2012年 7月 12日 (木)

       

■ 小沢氏代表に新党発足 「党名は国民の生活が第一」 県議10人から県連設立へ 

     
  離党、新会派について会見する佐々木氏(右)と工藤氏  
 
離党、新会派について会見する佐々木氏(右)と工藤氏
 

 民主党を離党した衆参両院議員49人は11日、新党「国民の生活が第一」を旗揚げし、結党議員大会を開いた。党に参加したのは代表に就任した小沢一郎氏ほか本県選出国会議員は衆院の菊池長右エ門氏(比例)、畑浩治氏(岩手2区)、参院の主浜了氏、藤原良信氏(比例)。総会には達増知事も同席した。小沢代表に合流を表明した達増知事と県議10人は同日午前、民主党県連に離党を届け出た。このうち県連幹事長の佐々木順一氏、幹事長代行の工藤大輔氏が会見した。今月内に県議会へ新会派を届け出たのち、新党県連の結成を図る考え。「その後、党勢を拡大し迎え来る総選挙に臨む」(佐々木氏)と語った。結党大会は同日夕、東京で開かれた。党規約を承認し、小沢代表があいさつで党名や綱領を発表した。

  同日午前、県議の佐々木氏は盛岡市大通3丁目の民主党県連事務所を訪れ、知事と県議の離党届けを提出した。離党した県議は会見した佐々木氏(花巻)と工藤氏(九戸)のほか伊藤勢至(宮古)、及川幸子(奥州)、関根敏伸(北上)、喜多正敏(岩手)、郷右近浩(奥州)、岩渕誠(一関)、後藤完(奥州)、名須川晋(花巻)の各氏。

  佐々木氏は県議9人分と達増知事の離党届けを9日に、残る県議1人分を11日にそれぞれ預かり、県連へ提出した。副幹事長の高橋重幸盛岡市議が預かった。

  高橋副幹事長によると、県連の総務会や常任幹事会で正式に受理するかなどの取り扱いを決めるという。開催時期については「早ければ今月中としか言えない。真っ先に県連代表を誰にするか決める必要がある」などと述べた。

  佐々木氏は会見で「これから10人で相談し、県議会派を結成、届け出なければならない。そののちは新党の県連結成へ当面全力を傾注する。その後党勢拡大に力を注ぎ、迎え来る総選挙に備えるのがおおまかなスケジュールと目標」と説明。

  「私とすれば2009年8月に政権交代選挙で訴えたマニフェストで国民と約束したものがことごとくできない、旗を引っ込めた状況になった。消費増税法案の賛否で党が分裂し、国民の期待が、あの瞬間消えた。民主党は自ら政権交代の成果を放棄した。もう1回政権交代のやり直しをする必要がある。今は民主、自民、公明の3党連立に近く、国民の受け皿がない状態。それを担うために全力を注ぎたい」と新党の意義を説いた。

  新会派の構成については「こちらはオープンだから入りたいという方があれば歓迎する」と説明。届け出までに態度保留している県議や無所属も受け入れる考え。残留の民主党会派と統一会派を作る可能性については「無理ではないか。総選挙をやるわけだから」と否定した。

  新党として衆院選岩手1、3区の対抗馬擁立については「そこまで至ってない。県連立ち上げが終わらない限り、次へ移行できない」と述べた。これまで選挙で協力関係にあった連合岩手とは「小沢新党をどう評価するかだろう」と話した。


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