盛岡タイムス Web News 2012年 7月 15日 (日)

       

■  〈南部馬の里〉64 遠藤広隆 準備中

     
   
     


 大船渡の山仕事の現場に到着し、作業の準備をしている。杉林の入り口で最初は馬の準備から始め馬には首輪と鞍がつけられた。

  首輪は、馬の首に荷重がかかってもいいように作りが厚くなっている。肉のハムのようでもあることからハムと言っているそうだ。鞍は、馬に人を乗せるわけではないので小さくてよいのだろう。馬の毛並みはよく手入れされていてまるでワックスをかけた車のように光っている。この手入れの様子から人の馬に対する強い思いが伝わってくるようだった。

  林の中で動きやすいように人は中腰になって脚半を付けている。その間、馬はじっとしていた。馬と向かい合った人が馬に対しておじぎをしているようでもあった。


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