盛岡タイムス Web News 2012年 7月 31日 (火)

       

■ スイカの季節到来 滝沢産の初競り式

     
  市中央卸売市場で行われた滝沢スイカの初競り  
  市中央卸売市場で行われた滝沢スイカの初競り
 
  滝沢産スイカの初競り式が30日、盛岡市羽場の市中央卸売市場で行われた。初日はJA新いわてと滝沢西瓜出荷組合の出荷した約1300ケース(2個入り)が競りにかけられた。同日、出荷された滝沢スイカは県内を中心に販売される。この日の県内は、最高気温が36地点の観測地のうち江刺など6カ所で7月としての観測史上最高気温を記録。暑さの盛りを迎え、スイカも一番おいしい時期を迎えた。

  競りでは、競り人の活気あふれる掛け声が響く中、次々と商品が競り落とされていった。初競りのご祝儀価格で4Lサイズ2玉には、昨年と同額の1万円の高値が付いた。同日は滝沢スイカの試食も実施。市場の関係者や市場体感ツアーの親子らが初物のスイカを味わった。みずみずしいスイカにかぶりついた子どもたちは、「あまい」「おいしい」と夏の味覚を満喫していた。

  滝沢スイカは、寒暖差のある気候から果肉が皮付近までまんべんなく甘くなるのが特徴。品種はシマムソウとコウダイの2種類があり、村内約20fで栽培されている。同日から始まった出荷は8月10日ころに最盛期を迎え、期間中に約1万ケースが出荷される。

  同村のスイカ生産者の三上栄さん(62)は「6月の天候が不順で雨量が少なく、気温が低くて心配したが、その後のつき具合から玉数も例年並み。暑さで糖度も上がってきていて、出来はまずまず。これからさらにおいしくなる」と今年のスイカの出来に満足していた。

  初競りを前に柳村典秀村長があいさつ。「いよいよ滝沢スイカの季節がやってきた。現在ロンドンオリンピックが行われており、なでしこジャパンと言えば岩清水梓選手、梓選手と言えば滝沢スイカ。皆さん、滝沢スイカを食べてスイカパワーでなでしこジャパンを応援しよう」と開催中のロンドン五輪に結びつけて滝沢スイカをPRした。

  盛岡地方気象台によると、県内観測地で最も最高気温が上がったのは江刺。平年より6・9度も高い36・0度となった。8地点が35度以上の猛暑日となり、盛岡も平年より6・1度高い34・7度と、今年最高の暑さとなった。


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