盛岡タイムス Web News 2012年 8月  3日 (金)

       

■ 自分のペースで学べる居場所 NPO盛岡ユースセンター

     
   盛岡ユースセンターの(左から)又川俊三理事長、グループの北日本高等専修学校の佐々木達彦校長、尾形岳彦センター教室長(盛岡市大通3丁目地内、クリエイトビル3階のセンター前で)  
   盛岡ユースセンターの(左から)又川俊三理事長、グループの北日本高等専修学校の佐々木達彦校長、尾形岳彦センター教室長(盛岡市大通3丁目地内、クリエイトビル3階のセンター前で)
 
  NPO法人盛岡ユースセンター(盛岡市大通3丁目、又川俊三理事長)は、不登校や発達障害などに悩む児童生徒らを支援している。小中学生に対しては、居場所としてだけでなく、基礎学力の定着など自分のペースで学べる学習や進路の支援を前面に打ち出す。4日と25日、9月9日に個別相談会を開く。午前10時から午後3時まで、要予約(時間外応相談)。

  設立から間もなく3年目。今年度に入り、本格的に受け入れ態勢を整備。開設日は平日の月火木金曜の午後1時から6時。水・土曜は個別の希望に応じている。登校時間は自由で、同市内外から現在5人が利用する。

  又川理事長は同センターをはじめ人材派遣業などを展開する「クラフトグループ」会長。フランチャイズの学習塾経営から不登校生徒が増えている実態を知った。受け皿が必要だと、募集停止した矢巾町の北日本高等専修学校の経営を継承。幅広い受け皿作りへセンターを設立した。

  スタッフは北日本高等専修教諭を兼務する尾形岳彦教室長(31)とカウンセラー、アドバイザーとして不登校と密接な関係にある発達障害に詳しい作業療法士ら。尾形教室長は北日本高等専修で6年間、不登校経験のある生徒と接してきた。

  「学習と心の両面をサポートし、できるところからじっくり取り組ませることを方針にしている。『できる喜びと自信の回復=自己肯定感』の育成を実体験してもらう。それを通じて学習能力と社会適応能力が身に付くよう支援している」と活動の趣旨を説明する。

  センターは小中学生対象の中等部、高校生や高校中退者の高等部、社会人・一般向けの大学部がある。

  中等、高等両部では不登校による学力不振に対する基礎学力支援、高等部では中退者や中学卒業者の高卒資格取得(高卒認定試験)も支援。通信制高校、通信制大学とも提携して対応している。

  児童生徒だけでなく、保護者や学校の教員支援へ不登校や発達障害を理解するための勉強会やセミナーも開催。グループ企業を活用して就職・就労につなげる支援もしている。

  相談会、利用料などの問い合わせは電話681―7070または電子メールmyc01@center.email.ne.jp へ。


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