盛岡タイムス Web News 2012年 8月  4日 (土)

       

■ 〈アートは元気の素〉21 えいこいのうえ 「悪い本」

     
   
     
  夏は怪談話しがいいと、本屋さんにはお化けの絵本がならんでいた。おばけの絵本は「こんばんはおばけです」さとうまきこ「おばけのてんぷら」せなけいこなどがある。

  ところがこの怪談えほん「悪い本」はちょっとちがっていて、宮部みゆき作だった。

  お話は全ページ原稿用紙1枚分もないけれど挿絵に引っぱられてどんどん読んでしまいます。

  みんな怖い!怖い!と言いながら読むから挿絵の力もすごい。最後は
  「あなたが わたしを わすれても わたしは あなたを わすれない」
という真っ黒なページでおわります。

  挿絵の吉田ひさのりさんは、大阪出身のイラストレーターで他には「パパの仕事はわるものです」(板橋雅弘作)などがあるそうです。

  宮部みゆきさんを紹介するために、わたしも「本所深川ふしぎ草紙」を読んだ。
必ず次が読みたくなる。舞台を決めて人物を配してと、作品が軽妙で楽しそうでしょうがなかった。

  右下のグッズは、タイルを砕いてスペインのガウディーの作品をイメージしてつくったものでした。

  もう一個ぐらい椅子を作ってテーブルも作ってみたい。
(児童画家)

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