盛岡タイムス Web News 2012年 8月  7日 (火)

       

■ 赤れんがの伝統モダンに 岩手銀行中ノ橋新支店がオープン

     
  6日、オープンした岩手銀行中ノ橋支店新店舗  
  6日、オープンした岩手銀行中ノ橋支店新店舗
 
  岩手銀行中ノ橋支店(柿木康孝支店長)の新店舗が6日、盛岡市中ノ橋通1丁目の旧店舗の赤れんが(国指定重要文化財)の北側に、オープンした。赤れんがと調和したベージュの色調の新店舗。同支店での銀行業務は、通常通りの午前9時から開始。顧客らが来店すると行員らは、それぞれのポジションで、新店舗での初業務に励んでいた。

  同市紺屋町の主婦、荒木田信子さんは「赤れんがに慣れていたせいか、新店は別世界。新旧が並んでいるのもユニーク」と、店内のグリーンのイスに座り、順番を待っていた。

  新店舗は、鉄骨造3階建て。床面積は、1415平方b。1、2階部分が同支店のフロアで、床面積は1002平方b。3階は、岩手経済研究所(高橋真裕理事長)が入居する。

  新店舗では、省エネ対策としてLED照明を導入。体の不自由な人や車いすの利用者のために店舗入り口はスロープを設置しバリアフリーに対応。専用の駐車スペースも用意した。トイレも、乳幼児を持つ母親や体の不自由な人が使用できるように装置を施した。

  窓口業務では、高さを低くしたローカウンターを採用し、顧客の利便性向上に対応。個別相談窓口を4カ所設置し、個別の融資などの相談に応じる。ATMは1台増やし3台設置。駐車場は10台増えて23台分のスペースを確保した。

  同日は、高橋真裕頭取ら店関係者など約40人が列席し、テープカットなどが行われた。高橋頭取は、「新店がオープンした。新店は赤れんがの外観などと調和しながらも、赤れんがを引き立たせるような建物として設計した。重要文化財としての赤れんがはこれからも、盛岡のランドマーク。同支店はこれからも、河南地区のため、金融業務を続けることが使命。歴史のある盛岡のウォールストリートで」と話した。
     
  岩手銀行中ノ橋支店新店舗内  
 
岩手銀行中ノ橋支店新店舗内
 

  玉山哲東山堂社長は、同支店得意先組織の代表。玉山社長は「新旧が並ぶ光景は珍しい。中心市街地活性化に多大な貢献」と店内を視察していた。

  同支店の村松陽子さんは窓口業務担当。村松さんは「歴史のある赤れんがから最新の店舗に移り、戸惑いもあるが、これまでの顧客、これからの新規顧客の双方を大事にしたい」と張り切っていた。

  同店の今年の標語は「明るい対応と質の高い金融サービスの提供を通じて、地域の復興に全力を尽くします」。柿木支店長は「この標語を念頭に置き、新店舗でも地域のための支店であり続けたい」と話していた。



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