盛岡タイムス Web News 2012年 8月 17日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〉111 草野悟 猛暑の栄養補給

     
   
     
  被災地、三陸の沿岸は次々と漁業が復活しています。実にうれしいことです。先月は種市の立派なウニが届いてすぐに腹に収まったと思ったら、田老のウニが口開け、しかも黄金色の身がびっしりの殻ウニが…、もうたまりません。

  岩手のウニは世界一です。

  そんな大騒ぎの中、盛岡の大将から「うまくできた、食べてみて」と送ってくれたのが、三陸の肉厚昆布と肉厚しいたけを見事なだしで炊いた「岩手の宝昆布」、それに茎ワカメのあっさり煮。どちらも当然絶品なのです。

  この猛暑で食欲がやや無くなってきたある日、ご覧の昼食となりました。ギンギンに冷やした大名そばと、宝昆布、茎ワカメです。ズズー、ゴクン、そば、昆布、茎ワカメを交互に口へ運びます。上品なだしにどっぷり浸かった肉厚昆布には、これでもかとかつお節がまぶしてあります。喉の奥からのよだれを止めるのが精いっぱい。みるみる間に夏バテ気味の体力は回復し、肌もつやつやと輝き始めました(たぶん汗)。こうなると夕方の生ビールが待ち遠しくなります。

  沿岸の漁業は間違いなく復活しつつあります。次は、世界の金メダル、岩手の海産物をそれ以上においしく加工して付加価値をつけるか、にかかってきます。盛岡・中ノ橋の松井洋大将は、「いつでも手伝います」と心強く言ってくれます。この心意気がうれしいですね。夏バテどころか、猛暑にメタボ、食べ過ぎなんですね。ヘルシーな昆布とワカメに謝ります。
(岩手県中核観光コーディネーター)



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