盛岡タイムス Web News 2012年 8月 25日 (土)

       

■  金メダリストが来た パワー・オブ・スポーツ出演 下小路中など訪問し交流 おめでとう伊調さん、小原さん、米満さん

     
  ロンドン五輪レスリング競技で金メダルを獲得した伊調(一番左)、小原(左から3番目)、米満(左から5番目)の3選手と、交流した下小路中生  
  ロンドン五輪レスリング競技で金メダルを獲得した伊調(一番左)、小原(左から3番目)、米満(左から5番目)の3選手と、交流した下小路中生
 

 ロンドン五輪レスリング競技で金メダルを獲得した米満達弘(自衛隊体育学校)、小原日登美(陸上自衛隊)、伊調馨(アルソック)の3選手が24日、盛岡市内の学校やもりおか復興支援センターなどを訪問した。金メダリストを中学生らが大歓迎、会場は興奮に包まれた。五輪で日本中を感動させた英雄が、今度は岩手に感動をもたらした。

  3選手は2020年の五輪東京都招致を東北からも応援するイベント「Power of Sports in いわて」(東京都、日本アスリート会議主催)のスペシャルゲストとして来県。訪問は空き時間を利用して地域の子どもたちらに元気を与えようと急遽決定した。同日昼に盛岡入りした3選手はその足で市立下小路中(作山雅宏校長、生徒598人)を訪れ、生徒や地域住民と交流した。全校生徒と保護者や地域住民約150人が同校に詰め掛けた。

  米満選手は「次のリオデジャネイロでは連覇を目指している」、小原選手は「諦めないで進んでいけば夢はかなうと思う。皆さんも夢に向かって頑張ってほしい」、伊調選手は「三連覇したことよりも、私の理想が出せたことのほうがいいオリンピックだった」と、それぞれ思いを語った。

  交流会では選手に手渡された金メダルを首にかける生徒も。世界の頂点を身近に感じた。

  質疑応答では多くの質問が選手に寄せられた。「大舞台で力を発揮するにはどうすればいいか」という質問に米満選手は「休みのときもどうすればプラスになるか、24時間レスリングを忘れることはなかった。人よりも強くなりたい、と強く思うことが大切」答えた。

  五輪三連覇を達成した伊調選手に「きょうだいで同じ目標を追う良さは何か」という質問が寄せられた。伊調選手は「千春(姉)と2人で同じ道を行くのはプレッシャーでもあり、心強かった。終わってみたら濃い時間だったね、と北京五輪が終わったときに話した」と逸話を披露した。

  小原選手に花束を手渡した照井美波さん(3年)は「触らせてもらった金メダルはすごくきれいで重かった。3人とも自分の夢を持って意思が強かった。自分も夢に向かって頑張りたい」と感想を語った。

  萩原大吉君(同)は「米満選手のプレッシャーを楽しむという話が心に残った。スポーツをやる上でプレッシャーはつきものなので、自分もプレーを楽しめるようになりたい」と話していた。

  「Power of Sports in いわて」は同日夕方から同市内丸の県民会館で開かれた。3選手がロンドン五輪を報告し、朝原宣治(陸上)、岡本依子(テコンドー)ら元五輪選手がアスリートトークを繰り広げた。




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