盛岡タイムス Web News 2012年 8月 27日 (月)

       

■  グルージャが5連覇 天皇杯サッカー 県決勝2−0で富士大下す

     
  サポーターとともに県選手権5連覇を喜ぶグルージャ盛岡  
  サポーターとともに県選手権5連覇を喜ぶグルージャ盛岡
 

 第62回県サッカー選手権大会決勝戦兼第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会県代表決定戦(県サッカー協会など主催)が26日、盛岡市永井の盛岡南公園球技場で行われた。試合はグルージャ盛岡が2―0で富士大学体育会サッカー部を破り、5年連続6回目の天皇杯本選出場権を獲得した。

  試合は序盤からグルージャが中盤を支配。加藤浩史、森田真司らが積極的に得点を狙うも、富士大の体を投げ出すような守備に攻撃を防がれた。決定的なシュートがバーを直撃するなど運にも恵まれず、歯がゆい展開が続く。一方の富士大は風上の利を生かし、大きな縦パス中心に攻撃する。しかし東北社会人サッカーリーグ無失点のグルージャの堅守に阻まれ、好機が作れず。互いに我慢の展開で前半を終える。

  後半も序盤は前半と同様の展開が続く。グルージャ鳴尾直軌監督は後半17分、東山裕太に代えて佐藤幸大を投入し、さらに攻勢を強める。すると同20分、右サイドを突破した高瀬証のシュートのこぼれ球に入ったばかりの佐藤が反応。冷静に決め待望の先制点を奪った。

     
   後半20分、先制点を決め喜びを爆発させるグルージャの佐藤幸大(白・背番号11)  
   後半20分、先制点を決め喜びを爆発させるグルージャの佐藤幸大(白・背番号11)
 

  勢いに乗ったグルージャは同24分、富士大守備陣の背後をとった加藤が右足で流し込み追加点を奪う。富士大も勝利を目指し激しくボールを追うも、最後まで好機を作ることができなかった。

  試合後、サポーターの前で選手に胴上げされた鳴尾監督は「次(本戦)につなぐことが一番大事だったので、勝ててよかったと思う。天皇杯はある意味戦いやすいと思う。格上とやることに意味があるとは思っていない。しっかり勝ちにいくよう準備したい」と語った。

  値千金の先制点を決めた佐藤選手は「19日に全社(全国社会人サッカー選手権大会東北予選会)で負けたことをチームが引きずって、練習から選手の動きがずれる場面があった。自分がこの悪い流れを止めようと思って試合に入った。点を取って来いという監督の期待に応えられてよかった」と話していた。

  天皇杯本戦は9月1日に開幕。グルージャは2日、同会場で初戦を迎える。相手はJFL所属の横河武蔵野FC(東京都代表)。松田賢太主将は「格上相手だが、うちが今までやってきたサッカーができれば勝つこともできると思う。チームでまとまってぶつかっていきたい」と意気込んだ。


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